わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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1年が過ぎた

今、外出先のPCから書いている。
久しぶりに着たブレザーとコートが重く感じた。

ユニクロのダウンの軽さと保温性に慣れてしまうと、
前は平気で着れた冬ものが、すっかり嫌になった。

さて去年1月17日を最後に、
書き込みがないブログがある。

思い出すままに、
なかちゃんという名で、
札幌の、50代後半の男性で、
離婚されたようだった。

私と同じ大腸がん予後の方だったが、
ステージがⅣだったのだろう、、
もう、この世にはおられない、と思う。

生家とは異なり、
カトリックを選択されたようで、
キルケゴールを愛読されていた。

サイクリングもお好きなようだった。

次のような医師とのやりとりを
やさしい言葉でつづられていた。


先生とは発病して以来のお付き合い
別れ際にほんのちょっとだけ
お話しです
「これから 私の身体の状態がどのように
変わって行くのか

ゆっくりとカーブを描いて下降して行くのか
突然と状況が変化するのか
それは無論解りません

解っているのは、
今の状態が良い状態のピークで有ることには、
違いありません。

これから先、どう自分と折り合いをつけ
何らかの着地点を見つけることができるのか
それも大切なことなのかもしれませんね
哲学的なことなのかもしれず...」

こんな感じで仰ってましたが。
回診中、私が気づかずキエルケゴールを読んでいた時、
私も昔よく読みましたよー
って声を掛けていただいたことありましたが、
夢叶うならば先生とキエルケゴールについて
様々な方面からお喋りしてみたかったです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

転記しても、
おゆるしいただけると思っている。

「ゆっくりとカーブを描いて下降して行く」
グライダー飛行機を連想させる、、いい対話だな、、

なかちゃんが、哲学とか古書をとりよせる様子に、
妙に共感して二三度、コメントを送ったものだ。

最後は、私が今年こそ「カラマーゾフの兄弟」を読みきる、、
と宣言をしたものだったが、、果たしていない。

すると、自分は途中でとん挫ている旨、
なかちゃんは返事をくれた。

ほんのわずかな言葉のやりとりだったが、
万感の思いが押し寄せてきたことを覚えている。

三浦雅士さんの本に「人生という作品」というのがある。

あっ、時間がない。つづく、、



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