わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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高橋源一郎講演のこと

6日の土曜は、
石神井公園ふるさと文化館分室で、
作家高橋源一郎さんの講演を聴いた。
聴衆は50人、60代くらい、
思ったより少ない。

テーマは「言葉の力」

春頃、よくNHKラジオ「すっぴん」で
高橋源一郎の現代国語を聴いた。

でも、実際の声と表情を見ておくことは、
言外に醸し出す何かがあるから、
意義がある、と思ったのだが、、

話は、ご自分が多動症であることから
始まり、脱線に脱線で、テーマから
遠い感じだったが、聴衆の笑いを
とるのは上手く、初老の女性たちの
笑いをとっていた。

高橋さんは会場をさっと見渡して
本日の聴衆はご自分と同じ
60歳代前半ですね、と言われた。

日本野鳥の会の人が
バードウォッチングで鳥の数を
把握できるように、
私も会場を俯瞰して、およその
平均年齢がわかるのだと。

思い出すままに、
1.阪神優勝の年、その直後、
熊本大で、「漱石と比較文学」という
講演を行ったが、半分以上、阪神優勝の
話になってしまい、大顰蹙をかった。

2.谷川俊太郎は、介護施設で、
認知症の人たちに向かって、
ウンチやオシッコの詩を読むと
大いにうけた、という話。

3.文学という冠がつくと、
年齢層は高くなる。

4.自分の母親は、宝塚歌劇団に
合格したが親の反対で
入学できなかった。
母親は文学少女で、
モーパッサンやスタンダールを
あたりまえように、読んでいた。

5.「赤と黒」も読んでなくて、
よく作家になれたものね、と母親から
言われたことがある。

6.今は、文学離れが進み、いよいよ
東大仏文の大学院で、こわいことが起きた。
授業中に、院生からの質問があった。
「ドストエフスキーって、だれですか?」と

7.講演の結論らしきことは、
⑴ある言葉を、一定の年代は知っているが、
年代が異なると、全く知らなくなるという
事実に遭遇する。

⑵わたしたち60歳代は、タイムスリップして
ある言葉を全く知らない時代に不時着して
いるようなもの。わたしたちは、実は
いなかった。いると思い込んでいるだけ。

⑶ということを繰り返してきたのではないか。
交代が起こる。ただ、知識があるなしと
読解力は異なり、、読解力は今の若い人たち
にもきちんとあって、言葉の力は失われては
いない、、

以上、そんな内容の講演であった。

夜、長女が塾から漢字検定の合格証を
もらって来た。
長女は8級で、私は2級の合格証だ。
そして来年に「家族合格証」が届く予定に。



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