わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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小林秀雄「学生との対話」

日本の人文系の学者で尊敬する人は
4人いる。

1902年生、西洋哲学の田中美知太郎、プラトン学徒
1911年生、インド原始仏教の中村元、ブッダを知る人
1910年生、中国の漢字の白川静、孔子の生涯を知る人

そして学者ではないが、1902年生、
批評家の小林秀雄、、本居宣長を尊敬する人だ。

とりわけ田中美知太郎と
小林秀雄の対談は、味わい深い。
小林秀雄は素直に、田中美知太郎に
感動し、リスペクトしていることが
感じられる。

さて、

その小林秀雄が九州で行われた講演と
質疑応答の本が出版され、
評判を読んでいる。

何度かCDで聞いていて、
断片的にYouTubeでも、
聴くことができる。

古典落語の名人の声に似た
響きがある。
人のこころに火を付ける声だ。

その本を読むと、これ聞いたな、
でも、これを読むという感覚は、
文章が立って、
見えてくる感じがしてきて、いい。

追記、すでに何日かたった、、
ここからは、一段と
わたしのためだけの小林秀雄メモになる。

1.本居宣長は歴史にきわめて敏感だった。
その歴史観で一番大切なところは、
歴史と言葉、ある国の歴史はその国の
言語と話す事が出来ないという考えです。

2.歴史家は、人間が出来事をどういう風に
経験したか、その出来事にどのような意味合いを
認めてきたかという、人間の精神なり、
思想なりを扱うのです。

3.歴史の根底には文学がある。
歴史は人間の心なのです。

4.一流の学者ほど自分の方法というものを
固く信じている。知らず知らずのうちに
その方法のとりこになっているものだ。

5.考えるとは、「かむかふ」こと。
自分が身をもって相手と交わることです。
つきあうこと。

6.人間の知恵は物自体に触れうる、と
ベルクソンはとらえている。

7,あせりも何もなかったら、、
人生、つまらんじやないか、。

8.なぜ宗教を罪悪意識が伴うと考える、
僕はそういうふうに考えません。
浄土真宗を信じた叔父の話。

9.この頃は、黙っている人をだんだん
尊敬するようになってきた。もう一つ、
世に知られていない人にどんな偉い人が
いるかということも、この頃考えるように
なってきた。平凡で、世に知られなくて、
しかし真理をつかんでいる人もあるだろう
と考えるようになったな。



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