わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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村上龍「キャンピングカー」

村上龍「55歳からのハローワーク」の中の
「キャンピングカー」を読んだ。

早期退職をした営業職の58歳の男の話で、
夢は妻とキャンピングカーで日本全国を旅することだったが、
妻は妻ですでに「自分の時間」が流れていて、
結局は「わたしは気がすすみません」で断られてしまう、、

娘に再就職したいいんじゃないとあっさり言われ、
「まだ若いんだし、だいじょうぶだよ」と励まされ
眠りかけていた闘争心に火が付いた。

そして取引先をたずね、人材紹介会社の面接を受け
ハローワークをおとずれる。

名の知れた中堅家具メーカーという目に見えない組織に、
ちょうど鎧や衣服をまとうように守らていた会社人間
だったと思い知らされる。

会社名をはがされたら「58歳の元営業職」という
単純な属性に見合った就職先がないことを
思い知らされるのだ。


私にいわせれば、
こんなこと、とっくの昔に気づいていることだ。
気づかいない人がいるとしたら、
よっぽど幸せな会社人間であったことの証明の
ようなものだな、と感じた。

なんか自分の場合に重ね合わせると、リアルさがない話

病気の症状が現れるが、一般的な不定愁訴にとどまる話で、

がんになったりするわけではない。


がんになった早期退職者の生活は、
そんな悠長なものではなく、
困難に次ぐ困難が続く、、

早期退職元サラリーマンのハローライフを書く事は

カンブリア宮殿の村上龍には不向きで、

難しいのかもしれない。



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