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わが動的平衡とレジリエンスを信じる自立への橋頭堡

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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「Woman」は観ている

とうの昔から、連ドラなぞ、みない人間なのだが、
「Woman」だけははまっていて、観続けている。

演者が上手いし、本がいい。

要所要所、それぞれの言葉が
立っているのだ。

今夜は、回想シーンで、
小栗旬が演じる父親が、
実母に会いにいく話だった。

ストーリーの機微は、
よしとしよう。

少し前の回で、
医者の言葉を掲げておきたい。

白血病プレステージの母親に
淡々と医者はいう。

医師
どうしました、、そうですか、
いいですよ、ん、はい、
検査結果が出ているから
そうだろうと思ってました。

母親
わたしは死ねないんです。
死ぬのはダメなんです。

医師は母親の話をジッと
傾聴したあと、静かに告げる。

描写は長回しの
小津安二郎の映画のようだ。
ドラマ前半のハイライトだと思う。

青柳さん、今から
医者であるまじきことを言いますね。
約束してください。

青柳さんが今話してくださった
お子さんへの思い、

それは、どんな薬より、
あなたの命を救うかてになります。
その思いを忘れないでください。

あなたがお子さん思う気持ちがあれば、
病気は治ります。

僕は全力で治療にあたります。

覚悟なさってください。
死ぬ覚悟ではありませんよ。
生きる覚悟です。

よろしいですか。青柳さん、

お母さん


そうなのだ、
生きる覚悟が
Womanのキーワードなのだ。

生きねば、で終わるジブリ映画
「風立ちぬ」と通底している。

生きる覚悟、という言葉は、

まさに、今の自分の心に

なんどもリフレインしてくる。

わが内部生命の声だ。

ここからが、覚悟して
きみの本地をあらわす
まことの時ですよ、

という言葉が、付け加わる。




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