わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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組曲虐殺を観たあとに

昨日は井上ひさしさんの最後の戯曲
「組曲虐殺」を天王洲銀河劇場で観た。

3時間に及ぶ話で、
いまの自分には、いささか長く感じた。

「小林多喜二くん、絶望するな」のくだりで
井上ひさしさんは客席で涙を流したという。

築地警察署で虐殺されていたこと。

豊多摩にいたこと、、
千田是也氏がデスマスクをとった、、
とか、新鮮だった

出演者全員がエンディングが
近づくに連れて、
目がキラキラ光ってくる。

涙が出ているのだ。

あとで聞いて、わかったが、

みな、
井上さんの言葉が、言霊が、
心にしみてくるからだ、と。

終わってすぐ帰ったところ

その芝居に出ていた山本龍二から連絡が入り
練馬の「蕎麦176」にいるから、
よければ来いと留守電が入っていた。


19時頃行くと、山本夫婦は
食べ終わったところで、

自分は焼酎に蕎麦湯をかけて
飲むことにした。

ひさびさ酒なので、うまい。

がんの話になった。
山本も大腸がんをやって10年がたっていた。

山本は術後抗がん剤の飲み薬を二年続けたが
なんともなかった、、と言っていた。

大腸の検査は毎年でなくていい
それより胃カメラの方を頻繁にやれ
と言っていた。

そうかもしれない、、

ほか、ゲラゲラ笑いながら
うまい酒で、すっかり酔ってしまった。

山本は、奥さんの声が好きだと言っていた、、

劇団青年座のブログの中で
こんな言葉が載せられていた。。

正義について

初めて正義を知ったのは『月光仮面』でしょうか。
それ以降、現実的にも歴史的にも数多くの正義を見てきました。
が、自分には似合いません。

清貧に、ただただ状況を生き、慣例に従って死ぬ。
あるとすれば、家族を懸命に守ること、でしょうか。

山本龍二

たぶん、思いのままの言葉だろう。


そういえば、、

蕎麦176のご主人ノウちゃんは
64歳になっていた。。

ご主人は高瀬憲雄さんという。
(苗字は知らないに近かったが)

ふと手にした10年前の、
「散歩の達人」に実名が出ていた。

だから、実名を出してもお赦しいただけるだろう。

ここに書いておかないと、また忘れてしまうから、、

店は、130年前の古木を再利用した柱が
重厚で、かつ温もりを感じさせる。

ノウちゃんのセンスの見事さだ。

蕎麦屋の前は、、
もう記憶の中にしかない、

その、70年代の「茶居茄」は、

ノウちゃんとあいさつすることにより

一瞬だが、、かろうじて、

なつかしく、思い出すことができる。。


無名だが、
知る人は知っている。

ノウちゃんは、渋い人なのだ、


 
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