わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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読書「がんになって考えたこと」

星野史雄著「がんになって考えたこと」(産経新聞出版/2012年10月)
を読んだ。

星野さんは、私と同時期2010年に、
ステージIVの「大腸がん」が見つかり、
肝臓と肺にも転移されていた。
開腹手術と抗がん剤による治療で、
現在もがんと戦い続けている。

抗がん剤として、私も飲んだゼローダを服用された。
ゼローダは、体内に入ると肝臓や腫瘍内で代謝され、
抗がん効果をもつ「5F-U」になるように工夫されていると
書かれていたが、、知らなかった。

私は2010年10月からもくもくとゼローダを3か月飲み続けたが、
医者の言葉を信じただけで、中味はよくわかっていなかった。

星野さんは大手予備校に勤務していたが、
1997年、妻を「乳がん」で亡くしたことをきっかけに退職している。

奥さんが「同じ乳がんの闘病記を読みたい」と言っていたため、
まずは乳がんの闘病記を集め始める。さらに「がん」だけでなく、
あらゆる病の闘病記を集め、1998年に「パラメディカ」を開店した。

なので、

がんをはじめ大病になった方は、最初の情報収集の手立てとして
パラメディカのインターネット書店
方向感覚を得るという選択は、ありだと思った。

その闘病記のリストをみて、
備考欄の星野さんのコメントを読むだけでも、
十分に価値がある。

がんサバイバーとして思うのは、

がんの部位によって、さらに
部位ごとの患者数によって
百人百様の闘病のあり様があって、
各人が水先案内人を求めている、ということ。

決して医者は案内人にはならない、といえる。


その中で、自分が参考になるものを探し出し
手元に置いておけば、勇気の源泉になるに違いないからだ。

近藤誠さんの、身もふたもない感慨しかもたらさない本よりは、
はるかに力がある。

本の中で、
柳田邦男氏が語る闘病者が書く行為について、
5つの意味に触れている。

1.苦悩の癒し
2.肉親や友人へのメッセージ
3.死の受容への道程としての自分史への道
4.自分が生きたことの証の確認
5.同じ闘病者への助言と医学界への要望


なのだと。

多種多様な闘病記は、日本独自の日記文学?らしい。

自費出版がほとんどだから、
いずれ雲散霧消してしまう。

そこに古書店めぐりをして買い集める
星野さんの仕事の意義は大きい。。

ただそのホームページは、
ホームページビルダーで作っていて、
見やすいものではないことが難点だ。

またそこには、特定商取引法の表示とか
古物商の表示ももれていて、
表示しておかないと
法的な脇が甘いことになり、指弾されかねない。

どうもそういうことが、

老婆心ながら、、気なってしまうタチなのだ、、私は。


 
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