わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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白日夢 とても小さな老人二人との遭遇

今夜から始まる阿部寛さんが主役の連ドラで、

妖精がでてくる。「ゴーイングマイホーム」

森にすむ「クーナ」と呼ばれる小人が
存在するという設定のようだ。

それで思いだしたことがある。

昔見た、ただの夢かもしれないが、、
1992年の頃だった。

インターフェロンαからβに切り替えたころだったと思う。

午前中に御茶ノ水の順天堂病院に行き、2時間ちかく待ち、
インターフェロン注射をしたあと、急ぎ
バイクで帰宅するようにしていた。帰宅の所要時間は30分

午後2時だったか、家に到着するころ、
きまって37度以上の発熱になる。

当時は一人暮らし、
小さな在来木造の家の2階、6畳の部屋で、
ふとんをひいて寝ていて、
すぐバタッと眠るような日が、
三日に1度もペースで闘病していた。

頭の方には窓があり、午後の陽光がまぶしいので
きまってカーテンをひいていた。

足元の方に押入れがあり、
ふとんの上げ下げが面倒な状況だったので、
ふとんひきっぱなしのことが多かったと思う。

やがて頭痛と悪寒がおとずれ、
C型ウィルスがこれで除去できるのかどうか、、
確信はもてず、身体のなかで何が起きているのだろうと
想像してみたり、、

でもまだ、素朴にインターフェロンの効能を信じていたな。

その日も、うつらうつら横向きになって眠っていた。



すると、足元にひとの気配を感じた。
ゴソゴソと足をふまれる感じがした。

その頃ペットは飼っていなかった。

押入れから、小さな白髪の老人みたいなヒトが一人
また一人現れてた、、

横向きになっていた私の頭の背後に近づいてきたのだ。

私は振り返った。

後ろにいた小人は老女だったかもしれないが、
前にいる老人の男のほうしか思い浮かばない。

ふたりとも白っぽい姿をしていた。

背丈は30cmくらいだろう。

と、目があった。
一瞬だったが、えっという感じで、私は目がさめた。

最初「あっ、みっかちゃった」みたいな目をしていた。
あとずさりしていきそうでもあったが、

それでも、

前にいる老人の方が「やぁ、大丈夫か?」といった目でみつめ、
「まぁ、そっち向いたままでいいから」と手でうながし、

左に、横向きになった私の右肩をトントンしてくれた。

もう一人の老女のほうはふとん上から両足の土踏まずのあたりを
のってピョンピョンとんでくれている感じだった。

二人は私のことを心配してくれている感じがした。

なんだか既知の間柄のようで、、、

自分も「ありがとう、大丈夫だよ」と応えた。

「そうか、じゃあな」とふたりは押入れのほうに
おどけたような歩き方で、なんどか振り返りもどっていき
フワッとその中に入っていった。

全然こわくなく、
小さな医者が回診にきてくれたような、

二言三言、自然なやりとりをしていたのだ。。


ふと、アレっと気づいた。

一人暮らしの自分の家に、他人が2階に来るわけがないと
気づくまでに、そう時間はたっていなかったと思う。

ガバッと起き上り、押入れを全開にした。

誰もいない、、当然のことだが、、いないわけがないという
気持ちが強く残った。。

夢だとしたら、、

夢の中で、これほどリアルな空間(押入れやふとん)を見る
ということは、かつてなかった。

いわゆる白日夢なのか、

それともわたしのもとに、年老いた不思議な存在が現れたのか、、

いまだにナゾである。


目に見えるものが全てではない。

サン・デクジペリは言っている。
「心で見なくちゃ、ものごとは見えないってことさ。
 肝心なことは、目に見えないんだ」と。
 

もしかすると、自分が死ぬときに、

また、その二人は微笑みを浮かべて現れるような気がしないでもない。


他愛のない話だが、不思議な出来事なので、書きとどめておきたい。


 
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