わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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いよいよ新たなプロテアーゼ阻害剤が

現行のテラプレビルとペグインターフェロン、リバビリンの三剤併用療法は、副作用が著しい。

しかし来年春以降にはじまるかもしれない
TMC-435という新規プロテアーゼ阻害剤は期待できるかもしれない。


TMC-435は、現行のテラプレビルと同じC型肝炎ウィルスのNS3Aと呼ばれる部分の
プロテアーゼを阻害する薬で、まだ一般名称が決まっていない。


テラプレビルは第一世代のプロテアーゼ阻害剤で、
TMC-435は第二世代と言われるプロテアーゼ阻害剤になる。


テラプレビルとの大きな違いは、まず、抗ウィルス効果にる。

私のカテゴリーであるgenotype 1b、高ウィルス量(>5log)のC型肝炎症例において、

テラプレビルとペグインターフェロン、リバビリン三剤併用治療における全症例での
治療終了後24週目のウィルス陰性化率(SVR率)は73%だが

これに対して

TMC-435は約10%増しの85%くらいあるようだ。

具体的には、

TMC-435とペグインターフェロンリバビリン3剤併用を24週間、
その後ペグインターフェロンリバビリンを24週間行った症例の中で、

(A)
前にペグインターフェロンリバビリン治療で治療中一旦ウィルスが消失したが、
治療終了後ウィルスが出てきたもの(Relapser)の場合、

ウィルス陰性化率(SVR率)は93%になる。(あいにく私はこのカテゴリーに入らない)


次に、
(B)
前にペグインターフェロンとリバビリン治療で2log以上のウィルス量低下があり、
治療反応性はあったが、ウィルスが治療中消えなかったもの(Partial Responder)の場合、

ウィルス陰性化率(SVR率)は86%になる。(私はこのカテゴリーにも入れない)


さらに、
(C)
前にペグインターフェロンリバビリン治療で、
2logもウィルスが下がらなかったもの(Null Responder)の場合、
ウィルス陰性化率(SVR率)は60%になる。(私はこのカテゴリーになる)


となると、テラプレビルが
(A)のRelapserのSVR率は88.1%、
(C)のNull ResponderはSVR率が34.4%であった、ことを比べると、

TMC-435は、Null Responderでのウィルス陰性化率SVR率が倍近くあることになり、
エビデンスの上で、治療剤としては格段の進歩といえるのだろう。



大事なことは、その副作用が少ないらしい。

それに、テラプレビルの場合、かなり強い湿疹が出たり、高度の貧血になったり、
最近では尿酸値が非常に高くなり腎機能が悪化する症例が報告されていたりと、
副作用が強いことが問題になっているが、

TMC-435の場合は、TMC-435に起因する副作用はほとんどなく、
あっても軽い皮疹や肝胆道系の酵素がやや上昇するといった程度で、
副作用が少ないらしい。

もっとも今は治験段階だから、始まれば、疫学的にいろいろでるかもしれない。

この新しいプロテアーゼ阻害剤、TMC-435はまだ開始は未確定だが、
早ければ2013年春~秋ごろと予想される。


(C)の、私のような難治性の者も、前よりはウィルス消失がかなり期待できる新薬かもしれないが、

やみくもに期待しない方が無難だと思う次第。慎重に検討しよう。。

私は、もっと自分の身体の自然治癒力を信じたい。


 
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