わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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森美智代著「食べることをやめました」

油絵のように2回目の書き込みに入る。

数多くある患者の闘病本の中で、明るくひた向きで、素直で、感謝と抑制のある名著だと思った。
森さんは、この本一冊に集中して、全力をこめて作られている。

「必要とする人に、この情報をとどけたい」という通奏低音になっている。

一人の人間が生涯をかけた一書だと思えてならない。



患者は、100の理屈より1つの体験こそ、聞きたいし、追体験を志向するものだからだ。また真剣に読むと、著者の心根が透けて見えてくるもので、悪書・贋作はすぐわかる。

1日青汁1杯だけで元気に13年と、副題があり、
サプリメントも飲んでいるじゃないか、と批判する感想もアマゾンにあったが、
それは、本文を読んでなどいない、チャチャをいれているに過ぎない。

森さんご本人は気づかないだろうけど、示唆に富んでいる。

私なりに、その人物像をまとめてみると

・21歳、難病の脊髄小脳変性症を克服すべく、医師甲田光夫の指導のもと断食治療をする。
・24歳、玄米生菜食の食生活に入る。断食中に、野菜のオーラ、人のオーラが見えるようになる。
・27歳、生菜食から野菜汁だけの食事に。鍼灸師にることを決意、その学校に通う。
・29歳、鍼灸院を開設する。身体の気の出入り見え、自動書記ができるようになる。

霊能力は好きな言葉じゃないが
森さんは病気の克服を通じて、霊能力のある鍼灸師になった。
そして今や、青汁のみの食生活になる。
デカルト=ラメトリィの人間機械論では到底ありえない話だ。

松野哲也博士の言葉を使えば、「変性意識」が常態化して、気の力があり、
内なる「神様」との交信ができ、それを鍼灸治療に活かしている人なのだ。

なんでも、

 その「神様」その人の心の段階によって決まるようです。
 たとえば、最初は修行していていいことを考え、いい神様ついていた人でも、
 お金がたくさん入って悪い使い方をしたり、悪い考え方をするようになったりすると、
 悪い神様に代わることもあるそうです。
 「だから霊能者は心に気をつけないといけない」


とあった。おもしろい、、「神様」が変容するのだ。 

甲田光男先生(享年 歳)、鍼灸師のS先生、あんまで治療する医師M先生(享年89歳)ほか
何人もの師の出会いに、森さんは恵まれていた。


でも、ここで関心するのはスピリチュアルではなく、
森さんの驚くほどの身体の変容、そこに注目して、以下ノートしておきたい。




私はこれを読んでいて、、飛躍するが、、

大乗仏教と小乗仏教のことで、大学時代の受講した西洋哲学の教授、
刈田喜一郎先生の言葉を忽然と、思いだしたのだ。

教授室の中だったと思う、19歳の私に向って、静かに
「大乗の中に、小乗を包摂し、相互に影響しあった方がいいのだ」と言われた。

そのときは在家と出家の相互関係のことか、奇異に感じていたが、、
そうではないと、今は思っている。。

小乗とは自律した病者のことなんだ、と。



今朝の体重は61.3㎏、体温は36.3度であった。





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