わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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スティーブ・ジョブズの臨終正念

5日に死去した米アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏は、

自分と同じ56歳だと知った。

すい臓ガンで亡くなり、、

自分は大腸ガンで、今なお生きている。


圧倒的な器の違いはさておき、

何かを感じる自分がいる。


ヤフー・ニュースをみると、こうあった。


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ジョブズ氏のこうした革新的なデザインには、
禅の影響があるのではないかと指摘する声もある。

ジョブズ氏は若いころインドに旅して仏教に触れ、
1970年代にカリフォルニア州の禅センターに通って、
日本出身の禅僧、故・乙川弘文氏と交流を深めたといわれる。

乙川氏はジョブズ氏の結婚式を司り、
86年にジョブズ氏がアップルのCEOを解任されて設立した
「ネクスト」の宗教指導者にも任命されるなど、
2人の交流は長年にわたって続いた。


が、乙川氏は2002年に孫娘を助けようとして溺死した。


2年後、ジョブズ氏は2004年に膵臓がんと診断された。




ジョブズ氏がスタンフォード大学で2005年に行った有名な講演をはじめ、
同氏の発言の中には禅の自力本願の思想が反映されている。

講演でジョブズ氏はこう語った。
「過去33年間、私は毎朝鏡の中の自分に向かって
『もし今日が自分の人生最後の日だったら、
今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか』と問い掛ける。

そして答えが「ノー」の日が続いたら、何かを変えなければいけないと思う。

自分はいつか死ぬと思い続けることは、私が知る限り、
何かを失うかもしれないという思考のわなに陥るのを防ぐ最善の方法だ」。


もう少し詳細な別訳では

「自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。
これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、
決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。

何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、
己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て…

こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、
きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。
そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。

自分もいつかは死ぬ。
そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないか
という思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。

君たちはもう素っ裸なんです。
自分の心の赴くまま生きてならない理由など、何一つない。」


そして有名になった言葉、

「Stay hungry, stay foolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ)
それからというもの私は常に自分自身そうありたいと願い続けてきた。

そして今、卒業して新たな人生に踏み出す君たちに、
それを願って止みません。Stay hungry, stay foolish.」で終わる。


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仏教の話


正見、正思惟、正語、正業、

正命、正精進、正念、正定、


というの8種の徳を、釈尊は実際に説いたという。

その中で

正念とは、四念処(身、受、心、法)に注意を向けて、
常に今現在の内外の状況に気づいた状態でいることをいう。


あるとき日蓮の著作を通じて、臨終正念という言葉を知った。


ジョブズ氏の講演は臨終正念を敷衍しているな、と直感した。

もっとも彼のベースにあるのは道元の「正法眼蔵随聞記」らしい。



ともあれ、


さらにある人から

その臨終正念の臨終は自分じゃないよ、師の臨終なんだよ、と聞いた。



孫正義氏がダヴィンチのような天才と評したジョブズ氏は、


ある意味、創造力の師、なのだとすれば、


ジョブズ氏の死を前に、どう正念をもつかだな、、、


その講演録はずっと忘れずにいよう。


自分はいったい何を書いているのだろう、、、


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