わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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怪優の膂力

私の高校時代の友人に山本○○という新劇の、怪優とよばれる
役者がいます。去年、井上ひさし氏の最後の戯曲「組曲虐殺」で、
重要な刑事役で出ている役者でした・・・

今日、病院の診察の帰り、俄かに今後の有り様が気にかかり、
抗がん剤について大腸がんの先達である山本に、
携帯電話で尋ねてみたのです。以下、散文的に・・・

・・・・・・・
山本は2003年頃、大腸がん、具体的部位は結腸がんのステージ4と
診断され、この際「あやしいところは全部除去してくれ」と
外科医に告げて手術を受け、幸い無事成功した。

ただ術後、余命5年の可能性を告げられ、抗がん剤の飲み薬を
医者の指示されるがまま、2年間ひたすら飲み続けた。
私のようにジタバタせず、医者にがんのことは任せるという
姿勢だった。エッ、2年も飲んだのかよ~と叫んでしまった。

副作用はなかった。
けど、酒もタバコも手術前と変わらない量をやり続けた、という。

イタいのは抗がん剤の治療費が高く、ようやくある程度収入が入る
ようになったとはいえ、新劇役者にはキツかったな、、

7年たった現在、がんの転移は全くない、という状態だ、、

そこで私の点滴治療中止の状況を言うと・・・
「落ち込むな、医者に任せておけ、どうにかなるしかない」と、
突き放す口調で、結論づけた。

・・・・・・

よく山本と話していると、微妙に腹立たしくなったりするのですが、
その後、クソッという気になる、ギアが入ってくるから不思議です。

そして、今さらながら驚くのは、山本は手術後退院して、
穴があけられないからと、すぐ現場に駆けつけたり、
抗がん剤を飲みながら激しい稽古をし、出ずっぱりの舞台を
こなしていたという事実です。

病気療養中なのに、いったいあの力はどこから出てきていたのか・・・

ふと「怪優の膂力」かなと思いました。

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