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今月の「100分で名著」は法華経だった

今しがた、宮本輝公式サイトに、以下の書き込みをした。

今月のEテレ「100分で名著」は法華経と、たまたま知り、
誰が案内をするのだろうか、と気にしながら、再放送で見ると、、

オーッ、懐かしい、、植木雅俊さんだと分かり、
「あぁ、ようやく、出るべき人が出て来られたなぁ」と
感慨深いものがありました。植木さんにお会いしたことはないのですが、
メールでのやりとりは、何度かさせていただいた方だったのです。

サンスクリット語の法華経原典を日本語の現代文に翻訳され、
岩波書店から出版されたのは10年くらい前のことでした。

それまでの、たとえば岩本裕氏の岩波文庫『法華経』が
とてもわかりにくいものだっただけに、
ストーンと腹におちるものがあり、
植木さんの訳文にいたく感動したものでした。

さて今回、植木さんの語り口、表情をみることが
できたわけで、想像していた通り、
その法華経を体系的な整理が行き届いていて、、

芝居「錦繡」の、女優の余貴美子さんの朗読も
声の抑制がきいていて、すばらしい。

MCの伊集院さんの表情もそうでしたが、
聞き手の側がスカッと晴れ渡るような
そんな心地よさをもたらせてくれました。

まだ1回しか見ていませんが、おススメいたします。

追伸、
昨夜、銀座の観世能楽堂で、金春禅竹が作った
家元や学者の話す「芭蕉」の解説を、初めて聞きました。

能の「芭蕉」は草木成仏が主題と知り、
謡のなかに「諸法実相」というコトバが出て来たりして、
能の奥深さを感じました。

言葉では言い表せないから、能を舞うのだと家元がいわれたとき、
たしか、輝先生も、同じようなことを小説を書く意味として
言われていたなぁ、、と記憶が蘇った次第です。


以上、私の書き込みは、ほかの方々と違って、全くの散文で
毎回恐縮するのだが、その公式サイトの空気感が好きなのだ。

植木雅俊さんに戻る。
植木さんは、鳩摩羅什の漢文訳も誤りがあるとするくらい、
法華経に対する言説は、畢竟、「植木思想」といえるものだと見定めている。

法華経の理解は抜きんでているが、これから先、
その思想を敷衍する人々が出てきているならば、よいのだが、と懸念する。

Comment

MONさん、ありがとうございます。
編集
MONさんへ

前にもコメントをくださいましたね。
重ねて、ありがとうございます。

「長者窮子の譬え」は「100分で名著」の2回目で
取り上げられ、植木さんご自身が鬱状態だったとき
の話もされておられましたね。

その植木さんのお話を聞いていても、そうだった
のですが、かつて読んだ法華経の文庫本とは
かなり異なる感じがしましたし、、
いったい、わたしは何を読んでいたのだろう、
と思うこと、しきりでした。

植木雅俊さんが創価大学で講演されたことは、
私もネットで知りましたが、ありがたいことだなぁ
と卒業生として、感じた次第でした。

ふと、創価大学におられる仏教学者、菅野博史教授は
植木雅俊さんの研究をどのように
理解されているのだろう、と素朴に思ったり
しています。

また、そのうちに創価大学のことを記事にしようと思います。
2018年04月13日(Fri) 18:02
No title
編集
いつも楽しみに読んでいます。お元気になられた様子で嬉しく思います。
さて、植木氏は、2014年に創価大学で「絶妙だった鳩摩羅什訳」と題した
講演をされてるようですね。創価教育7号に掲載されていました。
その中で、以下のような話をされており、おやと思いました。

私は、鬱状態の真っ最中には、俺なんか生まれてこないほうがよかった
んだと思っていた時期がありました。けれども、『法華経』の「 長者窮子の譬え」などを読んで、「こんな私でも、そんなすごいもの持ってんのかなあ?」と思いました。そんな時、「始めて我が心本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名なづ
く」という一節を、先輩に教わりました。



2018年04月12日(Thu) 22:54












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