わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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解体会社の話

久方ぶりに、断片的に書く。

7月に辞めたEさんに、30日の午後お会いして、事務所に忘れていったものを渡した。彼女からは、会社で使っていた作業服を預かった。

なんだかんだ、二時間近く話しただろうか、正味10日間ほど、いっしょに働いたにすぎないが、互いに戦友のような意識がある、、ようだ。

1.若い作業員の人たちが、正社員であるのに、社会保険の資格の喪失を申し出て、すんなり社長は受け入れていることに、私たちは、呆れていた。加入の手続きをしたEさんは、わたしの手続きはムダ骨だったと言った。

2.社長にしてみれば、法定福利費が減少するから、これ幸いと思っただろうが、正社員としてのたち位置からみると、あり得ない、おかしな話だ。

基本的に、資格喪失は退職でなければならず、引き続き従事するならば、下請けに入る形になる。そこら辺のところを社長は、分かっていない。が、指摘はしない。

3.本質的に、作業員の給料が安すぎるのだ。社長の月額報酬は140万円だが、彼らの平均月給は、その2割に満たない。なんじゃ、こりゃ、、

8月の炎天下の作業をよくこの報酬で、やっているなと、やや愕然とした。彼らは悲鳴をあげている。これではヤル気は持続されないだろう。仮にわたしが、その作業を1日、いや半日でもやったなら、途端に「搾取」と感じるに違いない。朝6:15から夕暮れまで働く。時間単価でとらえたら、1000円以下ではないか。

4.が、彼らの代弁はしない。わたしはパート労働者であり、そんな口出しは無用なことだ。ただし、、
わたしが、今度、社長と理不尽な衝突があったときは、退社を告げるだろう。


それでもだ。

俯瞰してみて、2015年9月、会計事務所にいたときの不快感よりは、この解体会社の事務作業ほうが、仕事自体は性に合っている。委託契約書とマニフェストの管理ができること、それが到達点だ。9 月でクリアさせよう。

5.Eさんは、派遣登録をして、条件に見合う会社を探しているようだが、筆記試験もあったりして、厳しいかもしれない。

あえて書くが、Eさんの人柄は明るくていいのだが、事務処理のセンスは、かなり劣る。

事務作業のリテラシーがない。マニュアルを集めて、次の人に役立ててもらうというスタンスがなかったし、彼女から、委託契約書の引き継ぎ説明を1時間聞いたが、何がなんだか、さっぱりわからなかった。

もっと言うと、Eさんの手書きのメモを見ると、「頭がきな粉になる」(私だけのオノマトペ的表現)のだ。字はその人の内面が現れる。小さな子どもが書いたような、ひらがなが多く、漢字が少ない。読み取りに戸惑い、こりゃ読む気がしなくなり、あとでまとめて聞こうと決め、30日に会ったわけだ。

6.戻る。歓談のあと、Eさんの車で、解体会社のトラック置き場を立ち寄ってもらった。百聞は一見にしかず、人影はなかったが、通過した際、よく働いているなぁ、という感慨が走った。

さらに、Eさんの家の近くにある曹洞宗のお寺の境内にある板橋区の第一保育園によってもらった。60年前に、1年通った保育園だった。そこは、悲しい記憶しかない。

その寺には、Eさんの幼なじみの女性の墓があるという。28歳のとき、沖縄の海でダイビング中に亡くなったのだと。よく働き、寝る間を惜しんでダイビングに夢中になっていて、遭難したと。

そして、Eさんは不思議なことを言った。
亡くなった日、訃報の電話が入る前に、朝、金縛りのように全身が冷たくなり、起きれなくなってしまい、あぁ、彼女に何かあった、と感じた。身体がシンクロしたのだ。

どうやら、Eさんは、憑依体質のようだ。
  

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