わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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Excel VBA の、奥の深さ

1.きのうは解体工事会社の業務の引き継ぎをメモをとりながら聞いた。予想はしていたが、気分はやや滅入った。

2.滅入る理由は、つまり問題点や断想をあぶり出すと、、

(1)業務委託契約書の表示に、Eさんのうっかりミスが多い。しかし、これは人の素質の問題ではなく、システムの問題である。非難は無用な、後人の感情に過ぎない。成功すると、後のものは、あたかも自分の成果のように誇りたがるもので、最初に井戸を掘った者の労苦を忘れてはならない。

(2)業務委託契約書は、PC上、ワードのような使い方にとどまるExcelでできていて、その固定化が災いしている。私のExcelのワザはたいしたことないが、それでも直観的に、なんじゃこりゃ感がつのった。

(3)例えば、同契約書にはご丁寧に印紙税の一覧表が下欄についているのだが、税制改正による変更が反映されてなく、200円の印紙税で済むのに400円の印紙が貼られていたり、、
 
(4)38歳の社長はEさんに、事務の資質がないと言い切る。何度も間違えるとお怒りの様相を示してきた。たとえば、従業員の現場への出面表、つまり給与計算に誤りがあった。そうした誤りが多すぎて、もういちいち間違いを指摘する気には、、なれない、というのだ。
たしかに、Eさんの出面計算の仕方は、紙に従業員ごと「正」の字で日数をカウントする手計算で、パッとそれを見て、昭和の時代に戻った感じがして、いったい他人がどう検証するというのだ、、どっと頭がいたくなった。

(5)そこで、自宅でやや試行錯誤しながら、単純なExcelのsum関数で、横軸は日付、縦は従業員名で、現場名と「1」の数値を落とし込み、出面表を作った。社長の業務日報に書き込まれた出面を読み違いしなければ、ほぼ正確な数値が出る。月全体で、10か所ほどの現場を出面の月累計は540人くらいで工事していることが分かり、正直、脱帽した。年商1億5千万くらいになるようだ。

(6)すると、その表をアレンジして、もう一つ、各現場ごとの出面表を出してくれと言われ、作成した。あぁ、この二つの表は、本来なら、一回の入力で済むはずと思い、、だからExcelのマクロとかVBAとかのワザが必要になるのだな、と気づいた。

(7)会計システムのように、市販のソフトで適当なものがないことも分かってきた。ある程度の規模の会社は自前のソフトを作らせているのだろうが、小さな会社はどうしているのだろうか、、ははぁ、ここは狙い目だな、、今までなんで気づかなかったのだろう、、いささか深いヒントを得たのだ。.つまり、わが本業にVBAを抱き合わせた差別化戦略は、アリだ!

この解体会社は周3日の出勤だが、その9日目にして最大の発見だった。

尊敬する三石巌博士は言われた。「ボケを防ぐには、難しい本を読んで、新しい言葉を覚えること。できたら、日常用語なんかじゃなくて、学術書を読んで学術用語を覚えるのがいい」と。BVAを学術書と見なして取り組んでみよう。BVA本は全て図書館から借りるのだ。

(8)この会社は、長居できるところではない。3ヵ月程、長くても半年以内のお世話にとどまると、、出口は決めている。
さらに、社長が、、「仕事は仕組みなんかじゃなく、ヤル気だ」と主張してこられたときには、なんだか懐かしい言動だなと思いつつ、いやはや、一段と3ヶ月、36回の出面で、雇用関係は終了させる気持ちが強まった次第。

ちなみに、仕組みの英語はシステムのことであり、ヤル気の是否で不始末が起きないように、二重チェックの態勢を構築していくことだ。歴史的にみて、複式簿記は過度のヤル気は無用とするために編み出された知恵ではなかったか、、

やたらヤル気を問う社長は、四十代に入ってから、何がしか重い病い呼び込む不運に見舞われるのではないか、、

けれど、それは指摘しない。大きな病気をしたことのない人に、いくら言っても腹に落ちたりしないだろうから、、

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