わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
TOP心にのこる文章 ≫ 詩人、杉山平一の「夜学生」

詩人、杉山平一の「夜学生」

1.長いこと、新宿の方で実務講座を主催されていた先輩士業者が、4月の会報を見ると、3月末で退会されていて、少し驚いた。今年64歳かな、情熱家で押し出しの強い人だし、本も出されている。解せない。検索すると、その方の動画があったが、やや痩せられていた。病気を抱えているのかもしれない。動画の内容は、昔と変わらなかった。

2.膵臓がんのMさんも、当面仕事はセーブするといわれたな。

3.詩人、杉山平一さんの「夜学生」という詩がいい。

夜陰ふかい校舎にひびく
師の居ない教室のさんざめき
あゝ 元気な夜学の少年たちよ

昼間の働きにどんなにか疲れたらうに
ひたすら勉学にすすむ
その夜更のラッシュアワーのなんと力強いことだ

きみ達より何倍も楽な仕事をしていながら
夜になると酒をくらってほつつき歩く
この僕のごときものを嘲笑へ

小さな肩を並べて帰る夜道はこんなに暗いのに
その声音のなんと明るいことだろう

あゝ僕は信じる
きみ達の希望こそかなえらるべきだ
覚えたばかりの英語読本(リーダー)を
声高からかに暗誦せよ

スプリング ハズ カム

ウインタア イズ オオバア



同じ詩人でこういうのも、身につまされて、いい。

『ぜぴゅろす』
   生
ものをとりに部屋へ入って
何をとりにきたか忘れて
もどることがある

もどる途中でハタと
思い出すことがあるが
そのときはすばらしい

身体がさきにこの世へ出てきてしまったのである
その用事は何であったか

いつの日か思い当るときのある人は
幸福である

思い出せぬまゝ
僕はすごすごあの世へもどる


4.日本人の識字率は高いが、識詩率は低いと知った。
私も、詩は苦手だ。ところが、ユーラシアは違う、詩人に対する評価はすこぶる高い。例えば、アフガンのゲリラの話で、五木寛之はこう言った。

「荒野の山腹に露営して
焚き火をたいて、
夜に見張りを立てて、
泊まったりしていると、
一人が焚き火の周りで
古い詩を朗々と朗誦し始める。そうすると、
みんながそれに一斉に
唱和する。

そうやって国民みんなで詩を大事にするし、
尊敬する。」と。

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