わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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脳梗塞の人

1.きのう、ある会合でキクチさんにお会いした。67歳くらいだと思う。階段をゆっくりおりて来られた。血色はいいが、口もとに、チックというか、揺れがあった。

2.わたしを見て「おぉ、元気になったな」とキクチさんは言われた。6年前、2010年5月に直腸がん手術した日から5日後の日曜日、デグチさんとお二人で、忙しい中わざわざ、五反田の関東病院まで見舞いに来てくださった。ありがたかったし、恐縮もした。

3.病院の談話コーナーで、キクチさんは、直腸がんとわかった経緯やステージのことなどを細かくたずねられた。がんに対する恐怖心の真っ只中にいたことから、少々、疲れた記憶がある。それでも、たんたんとお応えすると、キクチさんは頭の中で反芻するような眼の動きをされていた。自分に引き寄せて考えているような印象をもった。

4.ちなみに、その日前後して見舞いに来てくれた、大腸がんサバイバーの役者、山本龍二のコトバが一番、こころに響いた。

「いまさらだが、知っての通り、おれはむかしから、おまえが信じる宗教は大ッ嫌いだし、それは今も変わりはない、、だがな、、ここはその、おまえの信じるところのものを真剣に向かい合って、徹底して、やれ、、その気持ちをおれは応援する」と、わたしの顔をマジマジと見ながら、そう言ってくれた。

5.わたしは「このたびは、なんだか不思議なことを言うな、けど、ありがとう、その通りだ。この直腸ガンの災いを、千載一遇の気持ちで、やってみるよ、ありがとう」と応えた。たぶんそれほど、わたしは悲愴な顔を、そのとき、していたのだろう。

そうして、、山本もわたしも、大腸がんは克服した。
幸いにして、二人とも、転移は全くない。

6.戻る。その後、キクチさんは脳梗塞だったと木村さんが教えてくれた。発症したとき、木村さんが面倒をみたようだ。キクチさんは独身なので、緊急連絡先は木村さんになっていて、後見人ではないが、そのような役割り担っていた。

わたしは「キクチさんは、血圧が高いんじゃない?酒も飲むんじゃない?」と木村さんに尋ねると、「そのとおり、血圧が高いし、酒はやめられない。酒がある意味、麻薬になっている、なんか言ってください」と。

アルコール依存と高血圧の、典型的なてん末だな、、

脳梗塞の中でも脳内の細い血管がだんだんと詰まり、その後に機能しなくなった脳組織の一部が小さく空洞化する「ラクナ梗塞」と呼ばれるもの。徐々に進行し、患部が小さいために発症した時点では発見されにくいという病気かもしれない。

以上、上記の人たちは、みな中年男の話で、女性は出てこない。

6年のうちに、人生はさまざまに、変容するものだ。

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