わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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胃がんステージⅣの鷺宮高校名物教師

ずいぶん遠ざかっておりました。
どうやら慢性肝炎患者であることを忘れてしまっているのです。
病気に思い悩むといった憂鬱な気分が沸いてきません。
たぶん自分の治療計画が明確にイメージできているからかもしれません。

さて、今月1日、36年ぶりに、
私の母校、都立鷺宮高校に15年間おられた国語漢文教師、
本多啓二先生を囲む会が、西新宿でありました。

50歳を過ぎた卒業生、150人近くが集まりました。

本多先生は、当時NHK教育テレビが取上げるほどの名物教師で、
高校の一角でノラ犬を飼い始め、まだ学園紛争の残滓があった
高校を徐々に緑園に変貌させた人、、その底力は際立っておりました。

「坊ちゃん」の山嵐のような荒々しさはなく、小柄で、涼やかな目が印象的な人でした。

当時他校と比べ「恋愛の鷺宮」といわれ、羨望と揶揄があいまざってみられた高校でした、、
ある意味で、本多先生は、それをを象徴するかのような花の都
フィレンツェならぬ花の学園を、
粉骨砕身、生徒を巻き込んで創り上げていかれた。

生徒一人ひとりの心に、種をまき、花を咲かせていかれたのです、
こんな高校教師はもう日本には出てこないことでしょう、、、
本多土建万歳!!
心より感謝、ありがとうございました。



本多先生は昨年の春まで、
中国長春の大学で日本語を教えておられた。

健康に自信をお持ちだったようで、2000年以降、
健康診断は全く受けておられなかったという。
たまたま昨年、少し胃がもたれる感じがして受診したら、
胃がんのステージⅣ、、、既に肝臓に転移していると、、

その話を幹事より聞いたとき、
これは「生前葬になるのでは?」と感じさせました。


が、驚きました。
本多先生は、どこが病人なの?
と見まがうほど血色もよく、
髪はだいぶうすくなられていたが、
遠い昔と変わらない涼やかな目で、
力強くご自分のガンの報告を私たちにしてくださった。
国語の授業のように・・・

・鷺高の15年間は、わたしの教員生活の全てであった。
・セカンドオピニオンとして築地がんセンターにいったら、医師より
 あなたの病状は「グライダー飛行」のようなもので、
 うまく風をつかまえれば上昇するし、
 でなければ失速し、やがて落下する、と。
・「死に至る病」であるガンの原因となる物質は、
 日々、誰にも等しく発生する。
・それを免疫、ナチュラルキラー細胞が撃退して、
 均衡を保っているのだ。
・その均衡がやぶれる原因は、強いストレスと
 生活習慣病にある。
・わたしは抗がん剤を昨年6月13日で止めにした。
 今後もやらない。
・そもそも抗がん剤はドイツ軍の毒ガスの精製でできたもので、
 他の健康な細胞まで破壊する。
・かといって座して死を待つのではなく、免疫力を高めるべく、
 ウォーキング、朝風呂に入る
 とか常に体を暖めるようにしている。 
・なにしろ今日集まれたみなさんの半分くらいは、
 わたしと同じようにガンになる確率だ。
・みなさんの先駈けになって、グライダーで生きてみるからね。



 ・・・というような「授業」でした。

ふと、
「ホンモノの教師は、ご自分がどんなことになっても、
 常に生徒の心に、言葉を刻むことによって、
 その生涯、生徒を慈しむのだな」 と感じた次第でした。
 
本多先生、生前葬はまだまだ早いですよ。またお会いしましょう!!

Comment

胃がん
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とても参考になりました。また寄らせていただきます。
2009年03月26日(Thu) 20:59
ケンケンさんへ
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コメントありがとうございます。

一行一行、言葉の重みを感じ取りながら、
自分に身に置き換えながら、
読ませていただきました。

ひとことだけ、
ご自分の気持ちがしっくりいく
肝臓専門医に出会われることを
祈っております。

人は出会うべき人に必ず出会うと信じて、
2009年03月23日(Mon) 21:20
私も1b高ウィルス すでに肝硬変
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こんにちは

ウルソのジェネリックで検索してたどり着きました

私は、現在44歳、昨年より三人の子持ち父子家庭になってしまいました。(肝臓の方も別れる一因でした。)
1993年に献血でC型肝炎と判明、インターフェロンを半年やりましたが治りませんでした。

途中どうせ治らないんだからと診察・治療を休み、2006年に尿路結石で通院した時看護師さんに諭され診察・治療を再開。
すでに肝硬変になっていました。(血小板5万まで減っていました。)自業自得!

経済的・インターフェロン少量投与時の副作用もあり、現在はウルソ・リーバクト服用です。

最近半年はAFPも315・425・365と高値で、CTをとりました。幸い癌ではなくホッとしました。

調剤薬局でジェネリックをそうだんしたら、医師の方よりジェネリック不可と記載があり、医者と相談してくださいと言われました。
薬代・診察・検査量で年10万以上かかり、財布にも厳しいです。

外見からは体調の悪さ理解して貰えず、精神的にも厳しいです。

でも一番下の子が高校卒業するまで最低10年は頑張らないとと思っております。
が心身とも辛いことばかりで凹んでおりました。

色々拝見して、病に負けず前向きなところを見習っていかなければと思いました。

これからもよろしくです。


2009年03月19日(Thu) 22:28
木の葉さんへ
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コメントいただき、ありがとうございます
。ファンと仰っていただき、うれしいし、かたじけない気持ちになりました。
7歳のときの輸血でしたか…

私も10歳くらいのときに、
いまではやらなくなった扁桃腺の手術をしました。そのとき大量に出血したのですが、
母の血をもらいました。
幸い母はウィルスはなかったので、
母からではなく、

いつのころかは定かでない医師の注射針による被災事故だと思っております。

5月からのINF注射、絶対に勝つ、という強い気持ちで臨んでくださいね。

私も、いずれ、三度目のINF挑戦をします。
不謹慎な言い方になるかもしれませんが、
ウィルスとの闘いをどこか楽しむような感じさえあるのです。
2009年03月03日(Tue) 23:53
セスナ飛行!
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本多先生のグライダー飛行について素敵なお話だったので拍手にコメントを送りました。

はじめまして!2ヶ月ほど前にこのブログをみつけてとても過去ログに共感するところが多かったので、毎日チェックしていたのですがずーっと新しい書き込みがなかったので、どうされたものかと思っていました。
病気であることを忘れてしまうような日々はとても歓迎ですが、どうかエッセーを載せるような気持ちで書いてください。ここにファンが1名おります。

私も山口さんやひまわりさんと同年齢のC型肝炎患者です。患者暦は20年以上、感染は7歳時の輸血と思われます。20年の経過のなかで肝炎が活発化してきて、大決心をしてIFN治療を5月から開始予定です。
いろいろ教えていただきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。
2009年03月01日(Sun) 00:34
セスナ飛行!ご一緒に!
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本多先生のグライダー飛行について素敵なお話だったので拍手にコメントを送りました。

はじめまして!2ヶ月ほど前にこのブログをみつけてとても過去ログに共感するところが多かったので、毎日チェックしていたのですがずーっと新しい書き込みがなかったので、どうされたものかと思っていました。
病気であることを忘れてしまうような日々はとても歓迎ですが、どうかエッセーを載せるような気持ちで書いてください。ここにファンが1名おります。

私も山口さんやひまわりさんと同年齢のC型肝炎患者です。発症は20年以上前です。7歳のときの輸血が原因と思われます。20年の経過のなかで、このところ肝炎が活動活発化したらしく、ついに一大決心をして5月よりIFN治療を始めることにしました。教えていただきたいこともいろいろあります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
2009年03月01日(Sun) 00:33
ひまわりさんへ
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コメントありがとうございます。
下品なコメントがずっと続いて
ホトホトあきれていましたので、
心からうれしく思いました。

繊維化とか肝炎の進行状態、難治性の程度等
私とほぼ似たような状況ではないかと
推察しました。

今のところ、私は血糖値は高くありませんが、気をつけねばいけませんね。
肝炎と糖尿病は親和性?お互いの病気を
助け合うみたいな研究論文をみたことが
あったからです。

あとウルソをできるだけ飲まれていた方がよいようですので、私はそのジェネリック薬をのんでおります。だいぶ安いですよ。

時間とか、治療費は本当に壁ですね。
3年後の目標は私も同じでです。
新薬の治癒効果も判明してきますので、
いい時期かなと思っております。

たぶん私たちC型肝炎患者は
「グライダー飛行」は脱却して、
「セスナ飛行」ぐらいが可能となる状況に
あるのではないか、と思います。
明るく、楽観的に生きましょう!
2009年02月10日(Tue) 15:18
はじめまして
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はじめまして。
色々検索していてこちらにたどり着きました。

私は、現在52歳、3年前にC型肝炎で、治りにくい方だと言われました。
感染経路は不明です。
先生が言うには治療しても完全にウィルスは無くならないだろうが肝硬変→肝臓がんになるのは防ぐことが出来るのでしないよりした方がいいと言われ続けています。
医者は簡単に治療を勧めるけれど、こっちの立場は考えないものです。
治療費がかかること(今そんな余裕はありません。)
子供がまだ学生で治療をしている暇が無い。
定期的に検査には行っていますが、今の所体的にだるいとかの異変はありません。
数値的にはGOP、GPTが2桁の段階でウィルス量は高いらしいです。
エコーでは肝臓に異常というと少し凹凸が見られるが腫瘍は見られないというものでした。
子供が今年高校生になるので、お金も掛かるし、弁当作りなどまだやらなければならないことがたくさんあります。
なので、治療を考えるのは卒業する3年後かもしれません。
それまで、現状を保ち続けようと強い意志だけもっています。(*^_^*)
ちなみに血糖値も高いというお土産もついています。
今は、健康茶など色々試している所です。
自分がC型肝炎や糖尿病ということは普段全く気にせず過ごしています。
というか健康体だと言う気持ちで常に前向きで毎日を送っています。
治療を拒み続けている、ひまわりでした。
また寄らせて頂きます。
2009年02月10日(Tue) 12:13












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