折れない心=レジリエンス日記「これからが今までを決める」1991年から25年にわたるC型肝炎と乾癬の闘病を、そして2010年の直腸がんをと、その三病を完治させた楽観主義者の自立ノート

身体「毎日1兆が生滅する60兆の細胞」の司令塔こそ、究極の主治医と見なして、アッパレ!100歳をめざし三病息災・健康長寿をもくろむ、具体の内部生命論です★
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森林公園でプロティノスを

1.台風が関東を上陸するなか、東上線の奥、森林公園のホテルへ。長女がそこのプールが気に行っていたからだが、この暴風雨に、ゲンナリ。家内の不機嫌はとてつもなく、、そういえば、このひとは旅行となるといつもそうなるな、、と思いおこすことしきり。14歳の老犬は隣家に預かっていただいたが、来年は老犬を連れて、どこか別のところに行こう。

2.ホテルには無事到着した。まずは最上階の風呂へ。ただその風呂は温泉ではない。夕食後に、本館から3分?離れた温泉施設へ。昨年来て、そこの風呂が気に入っていたのだ。

3.台風到来で、誰もいない。温泉につかりながら、井筒俊彦著「プロティノス神秘哲学」を読んだ。面白い、、本のコピーで20頁ほどだったが、どんどん読めてしまう。井筒さんの文体が、感覚的に合う。井筒さんは1993年に亡くなられたようだ。晩年は、私たち一般人に対する講演とかはされなかったようだ。声を聞きたかったな、、

4.しかし、さっき調べると、最近出た井筒俊彦全集の9巻にCDが付いていることが分かった。具体は不明だが、新宿区の図書館にあったので、予約した。古い落語家のような小林秀雄の声もそうだが、その人の声を聴けば、読みとは違う何かが、立ち上がってきて、得られるものがあるだろう。

5.井筒俊彦さんは、南方熊楠と同じように、異能の人だ。ブログにこんなのがあった。
「19歳の時、井筒は日本で英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語などで、日本の誰よりも寸分たがわず、迷いなく、完璧に読解することができた。20歳では、アラビア語の通訳として、サウジアラビアのお姫様に随行した。外務省に、井筒ほどアラビア語を含む、中東の語学を全部、完全にマスターしている職員はいなかった。20歳の井筒には、10か国語くらい、完全にネイティブのインテリレベルになるのは、いとも簡単で、井筒が晩年、いくつくらい、自由自在ですかと問われ、忘れたものもあるので、30前後でしょう。自分でもわかりません。と答えた。井筒が学習しなかったのは、インドのマイナー言語、それと、アフリカの言語の一部で、理由は読むべき文献がないからで、ほかにやることが山ほどあったからだ。
井筒は、ロシア語の講座のない慶応文学部で、ロシア文学の助手として採用された。『ロシア的人間』は井筒が24歳で、1週間くらいで書いた、本人にはレポートみたいなものだが、井筒が主なロシア文学を全部、原書で読み、その解説書まで読んでいることがわかる。この本を超える、ロシア文学の研究はまだ誰も日本人が書いていない。
普通の人間は、ロシア語習得して10人以上の全集を読むのに20年以上の歳月がかかる。しかし、井筒は、2か月で文法から学習し、2週間後には自由に読めるようになり、3週間語には、日本語と同じ速さで読めるようになり、トルストイの全集を2日、ドストエフスキーの全集を3日で、読み、チェーホフなら半日で全部読んでいた。ロシアのインテリでもこの速度では読めない。例外はトルストイくらいだろう。
同じようにして、2-3か月で、フランス文学、ドイツ文学、イタリア文学などを読破し、合計しても1年程度なので、文学はそれ以降、読むものがなくなり、ヘブライ語で旧約聖書、ギリシャ語で新約聖書、そして、ラテン語で神学に関する本や哲学書を読破し、30歳の頃には、地球上の古典は全部読破し、イスラムにはまっていった。中東の語学は、井筒でも、習得に本の少し負荷があったので、読み応えがあった。その他の言語は、簡単すぎて、漫画と変わらないと思って、何が専門なのか、わからないようになった。ただ、イスラムは井筒でないと、正確に訳せないので、コーランなどは丁寧に訳した。イスラム圏の主要な本はほとんど井筒が訳しているが、それは、井筒しか、わざわざ日本語にする、またできる人がいなかったからだ。イスラム研究者は、井筒のイスラム思想史にいくつかの異論や解釈の間違いがあるという。しかし、井筒以外に、イスラムの思想史を書ける人物がおらず、その本が今も入門書、必読の書らしい。3つか4つの解釈の異論は、ないほうがおかしい。なければ、それは人間ではないからだ。井筒は思想史の本を30歳代で書いている。イスラム研究者は、一生かけてもその3分の1も読めないとコメントしている。井筒は2-3年で読破し、翻訳もしたが、思想史もついでに書いた。初学者向けに。井筒が日本語で論文を書く意味は、晩年の『意味と本質』くらいだろう。」
「神秘哲学」は日本語で書いているから『意味と本質』だけではないので、厳密ではないが、概ね、その通りだろう。井筒俊彦さんは、哲学も思想も文学も、すべて原書を読んでいった稀有の人なのだ。司馬遼太郎は、

6.キーワードは「共時的構造化」である。井筒俊彦さんはこう言う。「日本語によって存在を秩序付け、日本語特有の意味分析の網目を通して物事を考え、物事を感受し、日本語的意味形象の構成する世界を「現実」としてそこに生きる我々は、、日本人の実存そのもののなかに、意識の表層と深層とを二つの軸として、、西洋と東洋とが微妙な形で混交し融合しているということだ。」

7.さて「プロティノス神秘哲学」は以下の点が、腹に落ちた。

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