わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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細胞毒

1.今年の上半期も、覚せい剤で有名人が何人か捕まっている。覚せい剤が脳の細胞をどれだけ粉々にするかと、想像するだけで、恐ろしい。
けれども、そうした細胞毒を高い金で買い求め、常習化してしまい、わが身を破壊する負のスパイラルは、止められなくなる。

2.抗がん剤も、これを好きになる人がいるはずないが、細胞毒であることには変わらない。薬といえるかどうか、微妙だということに気づくには、がん患者にならないと、まず実感できない。

3.覚せい剤と聞くと、いつも「刹那の快楽を得るための、後戻りできない抗がん剤」と思ってしまう。
多くの化学療法で闘病されているがん患者の方々には、お怒りになるかもしれないが。がん患者は、医者がかなでる美辞麗句を剥ぎ取り、比較考量という思考の訓練はしないといけない。かといって近藤誠説に翻弄されてはならない。沈思黙考が大事だ。

4.つまり、がんが退縮する可能性と正常細胞が破壊される可能性を、頭の中で両天秤にかけ比較考量する訓練だ。自分で考えるしかない。がん患者のドクター中松氏が余命を超えて存命されているのも、そうした思考の訓練ができる方だからだろう。

いや、レベルが違っていた。というよりわたしごときとは「ラベルが違う」のだ。トリッキーにも見えたが、真剣に、ご自分のがんを治す発明を考えておられた。そうしてこう書かれている。

あらゆる研究や努力、チェックもしてきて、144歳まで生きる予定の人が、まさか自分ががんになるなんてことは想像もしていなかった。伏兵が突然現れたのです。私が今までやってきた大脳生理学とか栄養学は有効だったが、がんという、これまでにはない全く違う分野。余命を信じているのかと言われると、信じるも信じないも、30年もがんを専門に研究している医師が言っているわけだから、私としては、死ぬかどうかの瀬戸際で精いっぱいの力を振り絞って、世界中の医師が誰も考えなかった新治療法を、命がけの発明をするのが唯一の解決策なのであり、それが世界の患者を救うことになる。
今、私の体は体温が高いとか、だるいとか、痛いとか、苦しいとか、夜呼吸ができないとか、いろんなことがあります。がんは誰にとっても伏兵のように、ある日突然やって来ます。私の場合は偶然、私が「生検やれ」と言わなかったら、ずっと見つからなくて、それで来年死んでおしまい、ってことになっていたでしょう。しかし、見つかっても治療法がなくて、来年末までに新しい治療法を発明せねばならない。そしてまた、医学は進歩するわけだ。
困難にぶつかった時に、どう対応するか。私の座右の銘は「撰難楽」。やさしい道と難しい道があった時に必ず難しい道を選んで、しかも楽しんで行く、という考え方だ。来年末に死ぬということは、究極の難しい道なので、世界中の医師が発見できなかった導管がんの治療法を発明することを楽しみながらやる。それが、私が生きるということなんです。


中松さんは、余命宣告の2015年末を乗り越え、2016年6月末の現在、命を保っておられ、敬服する。



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