わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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数学者 岡潔の懐かしさ

岡潔のエッセイ「春風夏雨」を読むと、懐かしさがキーワードであるとわかる。以下、こうある。
私の生涯というアルバムにただ一枚しか貼られていない「印象」を話してみる。
1929年の晩春、私は日本を発ってフランスへ渡るため、インド洋を船で回る途中、シンガポールで上陸して独りで波打ち際に立っていた。
海岸には高いヤシの木が一、二本ななめに海につきでていて、ずっと向こうの方には床の高い土人の家が二、三軒あるだけの景色だった。
私は寄せては返してうまない波の音に、聞きいるともなく聞きいっていたのだが、不意になんとも名状しようもない強い懐かしさの気持ちにひたってしまった。これが本当の懐かしさの情なのだと今でも思う。

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2006年11月2日から
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