わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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映画「スポットライト」をみた

としまえんユナイテッドシネマで『スポットライト 世紀のスクープ』を見た。満員だった。

2002年に実際にあった話に基づいている。米国ボストンの、カトリック教会の神父87名による性的虐待、組織的隠ぺいを暴いた、ボストングローブという地方新聞の記者たちを描いた映画だった。

殺人があるわけではないが、重いテーマだった。内容をコピペする。

弁護士(スタンリー・トゥッチ)の下、記者のマイク(マーク・ラファロ)が被害者のパトリック・マクソーリーにインタビューをする印象的なシーンがある。パトリックはマイクをはじめとした記者たちと同様に実在し、勇気を持ってつらい過去を明かした人物だが、映画で描かれた出来事のその後を彼は生き抜くことができなかった。

 「これは身体的な虐待であるだけでなく、精神への虐待でもある」というセリフは、劇中にも“神父による性的虐待の被害者の会”の代表として登場するフィル・サヴィアノが強調していたことだとトム・マッカーシー監督は明かす。「というのも、被害者はまだ若い子供たちで、彼らにとって神父は神同然。そこにいきなり虐待が起こる。信仰が何であれ、もし自分が信仰心のある人間で、そんな衝撃的なことが身に起きたら、真っ先にその信仰にすがり付くと思うんだ。でも彼らはその信仰、信頼を取り上げられてしまった。そんな時、何にすがるというんだ。もう神はいないも同然。だって、子供にとっては神父=神であり、その神に残虐極まりなく裏切られてしまったんだからね。そうすると次にすがるものはもう何もないんだ。相談相手もいない」

 虐待の被害者たちはほとんどが低所得者向けの公共団地に住んでいて、頼れる人も場所もなく、唯一行ける場所が教会だった。「それがこんな風に状況が急変してしまったらどうすると思う? 飲酒やドラッグに走ったり、悪事を働いたりしてトラブルを起こすようになる。人生の道から逸れてしまうんだ。だからこそ、彼らのことを“サバイバー(生存者)”と呼んでいるんだ。生き抜くことのできなかった犠牲者も多いからね」(マッカーシー監督)

その一人としてマッカーシー監督が挙げたのが、インタビューシーンでジミー・ルブランが見事に演じているパトリック・マクソーリーだ。「パトリックは生き抜くことができなかった。このストーリーが明るみに出た2年後に、麻薬の過量摂取で亡くなったんだよ。何とかして生き抜こうとしていたし、この問題に関しての運動にも参加していた。ニュースが報道された時も積極的に発言し、人々も彼の話に耳を傾けていた。それは彼が治安の悪い地域にある公共団地出身の貧しい子で、『子供のときに性的虐待を受けた』と恐れずに真実を話していたからだ。そんな子供だらけだったから、街の人たちは仲間として彼を受け入れ、耳を傾けた。でも生き抜くことはできなかったんだ」

 被害者たちのその後を知れば、これがいかに非道な犯罪なのかが一層強く感じられる。マッカーシー監督は「映画は、教会や似たような状況で性的虐待を受け、力を奪われてしまった人たちの声を代弁していると思う。今現在、そんな彼らの声は小さくて、耳を貸そうとする人も少ない。聞くに堪えないようなトピックだからね。こう言ってもらえるとうれしい。『この映画を観に行って、話そうじゃないか。今まではずっと臭いものに蓋をしてきたけど、もうそれはやめて向き合おう』とね」と力を込めていた。


町山智浩さんによると、

私見だが、人道への罪、聖職者と組織という問題は、いつの世も、多かれ少なかれ、あったのではないか、、それにしても、無垢の幼児、子どもを相手にするのは、赦しがたい。その後、アルゼンチン出身の266世のローマ教皇は、問題を解決させるべく、何がしか行動していると期待するしか、、ない。

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