わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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与謝野レター

1日福田首相は突然の辞任表明され、今は総裁選で自民党内はお祭りのような状態になっているらしい。

本命は麻生太郎氏で、対抗馬に与謝野馨氏の名も上がってきている。

ひょっとすると、福田首相は、8月の内閣改造の時点で、辞任を決めていて、
閣内の市場原理主義者を一掃させ、今回の候補者に絞り込まれるような、
シナリオを密かに作ったのでないか、と私は想像します。

世論がこぞって福田首相を激しく批判していても、私は小泉氏よりはるかに、
福田首相を評価します。感謝の気持ちに変わりはありません。

C型肝炎のことだけでなく、例えば、北方領土返還の件も、
水面下で、ロシアとかなり進展した交渉をしていた聞きました。

「せいぜい頑張って」とか、その場の空気として、
言葉は適切でなかったとしても、です。
あそこまで支持率をさげてしまうのは、おかしい。
ポピュリズムに影響されやすい国民なのかもしれません。

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さて与謝野氏の「堂々たる政治」(新潮新書、2008)の中の、
薬害C型肝炎患者の全員一律救済の話です。

「これならいける」という案をまとめ、単身、福田首相に直談判された。
私は、その案文、与謝野レターはとても重要ではないか、と考えます。

3項目にまとめられていた。

1.政府案は裁判所の和解勧告を踏まえたもので、行政府としてギリギりの線である。

2.とはいえ、どの時期に投薬を受けたか被害者の責任ではなく、
 一律救済を求める声は切実である。
 被害者たちの苦しみは一刻も早く解消すべきだ。

3.かつてオウム真理教事件の被害者救済のときに、
 法的根拠に欠ける施策を議員立法で実現したことがある。
 この方法で、党内で検討を求めてはどうか。

として、さらにもう一枚には、手書きで、議員立法の素案をまとめた。

1.で現状把握、2.で国民感情とのズレ、3.解決策の提示という論理になっている。

対して福田首相は、ハンセン病患者の訴訟ときに、官房長官として解決に携わっていたことから、
「わかる」と判断された。

官僚は抵抗を示していたが、福田首相は「黙っていろ」と一喝された、という。

本の行間から、二人には「日本には、昔からずっと心優しき社会を創ってきたのだ」という
共通感覚があったとかんじさせます。

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話を最初に戻すと、今度の総裁選できる内閣は、
選挙管理内閣となるかもしれませんが、
その総裁には麻生氏ではなく、
与謝野馨氏になっていただきたい、思います。

今、問われているのは「この国のカタチ」であり、
最高権力者は国家観をどう宣明するかがキモだと。

その点で、「国家は割り勘である」
という与謝野氏の国家観はイメージしやすく、
広がりのある言葉になっている、と思えるからです。

Comment

すずめさんへ
編集
コメントありがとうございます。

ホントに、解散する前に肝炎対策基本法だけは、是非、可決していただきたいものですね。

2008年09月09日(Tue) 20:05
編集
こんなに世間でC型肝炎を取り上げられたことはなかったと思います まして国会で・・・福田氏の退陣の時にも肝炎の事を言葉にしています。
 話題の熱が冷めないうちに手を打って頂きたいですね、郵政や、道路公団の様にあっと言う間に世間は話題を変えるのが早い・・・話題が冷めないよう頑張りましょう。
2008年09月07日(Sun) 21:32












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