わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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ジブリ美術館は物語の系譜を展開する

1.今日は5年ぶりに、三鷹のジブリ美術館に行ってきた。家内と次女は電車だが、わたしと長女は自転車で美術館まで行った。9:10に出て、ちょうど1時間で到着。すでに20mほど行列ができて、台湾か中国か、観光客が多いことに、少し驚いた。直腸がん直後の5年前は、こんなに外国人は来ていなかったからだ。案内の女性が、外国の人に流暢な英語で対応していた。ジブリの国際化か。

2.今回も思ったが、あらためて、ここは宮崎駿さんの経験が展示されているんだなと。とりわけ仕事場の風景を表す2階の部屋に来るとそう思う。壁に貼られた色鮮やかな田園風景が描かれた画用紙を、少し離れたところから見つめていると、たちまち宮崎駿さんの脳内に入っているような、頭の中がクリアになったような感じが押し寄せて来るのだ。雑然としたアニメの製作現場に、さして関心があるわけでないのに、その場のスッキリ感が好きだ。

3.今は、江戸川乱歩の「幽霊塔」を取り上げていることを知った。幽霊塔がカリオストロに繋がっているらしい、宮崎駿さんの内部では。物語にはいくつもの系譜があることを示されていた。「風立ちぬ」を作られたとき、宮崎駿さんは堀辰雄と堀越二郎をくっつけた話であり「剽窃」と自虐的に言われていたが、正しくは「系譜」なのではないか。昔読んで感動したものを掘り起こし、そこに回帰する、、それって表現できるかは別として、誰にでも物語の系譜の想起はできるな、と思った次第。

4.記憶を呼び起こし、敷衍して語り継ぐ、、それを宮崎駿さんは館内で上映するだけの15分映画においても、見事にやっておられた。終わると拍手がわき起こった。半分は外国の人たち。長野が発祥らしい、その日本昔話の映像を見ていて、遠い昔に観た東映動画を思い出した。どこか懐かしい。「白蛇伝」とか「安寿と廚子王丸」とかと、微妙に、アニメーションの動きが似ていたからだ。東映動画の系譜はジブリが引き継いでいた。

5.少し前に、ジブリのドキュメンタリーを観たが、その中で、若き宮崎駿さんが「オオカミ少年ケン」のテーマソングの替え歌を宴席で歌われていた。「稼げよケン!」と。そのフシが妙に耳朶に残る。お会いしたことはないが、宮崎駿さんを懐かしく感じた。この人が「オオカミ少年ケン」をやっていたんだと。

6.最後は、トトロのジグソーパズル(50×70の大きさ)を買って帰った。



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