わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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患者にとっては0か100だということ

1.2015年8月上旬の今も、虎ノ門病院やその分院は、ダグラ/アスナを積極的に投与しているのだろうか?
想像だが、その治験をやってきた医療機関だから、たぶん投与しているだろう。9月には不良となる在庫を一掃させるためにだ。ギリアドの選択肢を伏せて。

2.ギリアド社のハーボニーを知らない患者は、まだまだ多いことだろうし。

3.ブログ村で、ダグラ/アスナ治療されている方のブログが、治療16週目で途絶えている。うまくいっていればいいのだが、、

4.ダグラ/アスナが登場したとき、熊田博光先生は積極的な投与を主張していたことは、肝炎治療戦略会議の議事録から、明らかだ。曰く1.薬剤耐性は1年で消える。2.地域間格差を無くすため肝臓専門医の資格者でなくても診断書が書けるようすべきだ。3.シメプレと比べダグラ/アスナ治療に制限をかけるのはいかがなものか、等々声を大にして、主張されていることが、読み取れる。この議事録は抹消できない。クビキになるな、、

5.ダグラ/アスナ治療の投与に積極的な医師は、意外と多かったようだ。そのエビデンスを信頼し、大した遺伝子検査もせず、患者をまな板にのせている。

6.それにより、薬剤耐性さらに多剤耐性、交差耐性になってしまった患者は、5000人という試算が出ている。難治性患者の一人として、わたしは耳を疑った。いまどき、信じられない出来事だからだ。ひとえに医師側の問題だ。未必の故意に近い。今年2月、とても親切な医師でさえ、ダグラ/アスナ積極説なのに愕然とした記憶がある。たぶん長く肝臓専門にやってきた医師に多いことも、ことの本質にある。それは「権力の魔性」ならぬ「経験の魔性」だ。

7.今年の2月そして最近もお会いしたHさんは、肝炎治療は一貫して虎ノ門病院に通い続けられた。シメプレでダメで、そのあとすぐダグラ/アスナ治療に入られた。検査結果で薬剤耐性はないと判断されたからだ。いったんウィルスは消えたが再燃し、肝機能データも悪化し、ダグラ/アスナを中断した。そのあと国府台病院で耐性検査すると、NS5Aの93、31が耐性が出来ているとわかった。交差耐性だという。

8.何が問題か?薬剤耐性を検査する機器の性能が、虎ノ門病院のものは精密ではないことに起因する。どうやらその検査機器はダグラ/アスナの製薬会社から提供されているらしい。検出限界がアバウトなのだ。その検査結果を根拠に、本来やってはいけないダグラ/アスナを投与された患者が多くおられるのだ。出来の悪いマッチポンプだ。その方たちのフォローをきちんと、虎ノ門病院は考えているのだろうか?「薬剤耐性は1年で消えるから1年待って、ハーボニーをやりましょう」と無茶な強弁をするのかな?

9.わたしの場合、2013年の秋に、武蔵野赤十字病院で泉先生の診察を受けたとき、まさに、このような事態になることを想定されて、厳しい言葉で治療方針を示されたのだった。そのときは泉先生が何言っているのか、皆目わからなかった。何度も同じことを書いてきているが、今あらためて、泉先生の治療方針に、深く感謝している。但し7月以降は、武蔵野赤十字病院のお世話になっていない。ハーボニーなら国府台が断然いいからだ。

そして掲題のことだが、
医師はエビデンスを拠り所するが、一人ひとり患者にとっては、その薬が有効か無効か、100か0なのであり、エビデンスは背景にすぎないのだ。正しい医師は、その患者のためだけの治療をどう見切るか、その判断がつかない医師は、すでに「経験の魔性」の虜になってしまっているといえないだろうか?



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