折れない心=レジリエンス日記「これからが今までを決める」1991年から25年にわたるC型肝炎と乾癬の闘病を、そして2010年の直腸がんをと、その三病を完治させた楽観主義者の自立ノート

身体「毎日1兆が生滅する60兆の細胞」の司令塔こそ、究極の主治医と見なして、アッパレ!100歳をめざし三病息災・健康長寿をもくろむ、具体の内部生命論です★
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寺崎央「癌一髪」を読んだ

1.寺崎央(てらさき ひさし) さんは 1943年北海道生まれ。2011年末期の肝臓がんが見つかった。既に手術は不可能なソフトボール大の腫瘍であった。TAE(肝動脈塞栓術治療)、放射線治療により、その癌は消えた。しかし、その後食道静脈瘤破裂で、突然、亡くなられた。享年69歳。伝説の編集者、ライター。平凡パンチ、ポパイ、ブルータス、ターザンで中心的役割を果たした、、らしい。本の裏表紙の見開きのプロフィール写真の目が、実にいい。しばし見つめてしまう。

2.いわゆる闘病記らしい感じがしない。メソメソじめじめしていない。短い文が連なる、おとなの文体なのだ。アッという間に読了。病院は慶応病院、見舞いは断れたようだ。多くの仕事仲間がおられるのだが、群れていない感じがいい。

3.寺崎さんの肝臓がんの原因は、原発性だが、ウィルス性肝炎からでもなく、アルコールからでもないようだ。

4.60年代のテレビドラマ「ベンケーシー」のことを話すくだり、わたしも2010年5月25日、直腸がんで手術室に向かったとき、看護師の方に同じ話をしたわけで、この世代はベンケーシーを思いだす人がわたしだけでなく、おられたことが嬉しかった。親近感が湧いた。その文章は別の記事に追記で転載した。←ここをクリック

5.町医者の子どもだったが、人間ドッグはやらなかった。自治体の健診だけで、腫瘍マーカーを確認できなかった迂闊さを痛感されていた。

6.入院前の症状は38.6度の高熱がつづき、右脇腹一帯に強烈な痛みが走る。肋間神経痛、筋肉痛ような痛みだったと。
➡わたしのC型肝炎の場合、1991年に発症した際、全身倦怠感が初期症状だったが、寺崎さんの肝がんには倦怠感はなかったようだ。

7.入院中も37.6から38度の高熱に悩まれた。担当医師は「死滅させた癌のどこかで、死に際に肝臓の一部に化膿を起こさせ、それが熱を出させる、ってこともあるのね。治療した肝臓にはいろんなことが起こってくるのよ」と原因不明に悩まれた、とある。

8.そういう発熱は患者を哲学者にさせる。寺崎さんはその鎮静化をじっと耐える判断をさせた。

わたしの場合、直腸がん手術予後、二度目の、二泊三日の抗がん剤点滴投与のとき、その二日目に39度の発熱があった、すぐ血相を変えて、担当外科医が飛んで来て、文字通りドクターストップになった。もう少し投与しもいいじゃない。?と主張したが、高熱が続くと死ぬ危険があると却下。おかげでその治療費は無駄になった。ステージ3bのガンだったし、そういう事態は恐怖心を生む。次善の策は、と尋ねると即答はない、、ならば来月また同じことをやりましょう、とわたしから提案した。一月後、同じ抗がん剤点滴投与をしてみると、二日目の明け方にふたたび39度近くまで発熱し、ふたたびドクターストップ。「発熱の原因はわからない」とその病院の偉い先生は率直に言われた。なんだかんだ治療費はダブルで無駄にしたわけだ。

そのとき「わたしの身体が、もう抗がん剤投与をやめなさい」と言っているなという意識を感じた。特別な声を聴いた訳ではない。意識のかたまり、、自分の内に、表層的な意識とは別の、内の内なる身体の意識があり、それは60兆細胞の司令塔を担っている、、という想いを強くしたのだ。

つまり、発熱を啓示と捉えたのだ。今も、内の内なる司令塔の存在、固有の主治医はいると、深く信じている。

9.読後感に戻る。寺崎さんの直近の血液検査データを。
CRP 95.1 基準値0.00 〜 0.35
ALB 2.4 基準値3.9〜5.2
ALP 885 基準値100〜320
CH-E 92 基準値200〜460

寺崎さんは説明されている。
CRPはどこかで炎症や組織破壊が起きているときに血液中に増えるタンパク。

ALBは血中タンパクの70%を占め、肝臓で作られる。アミノ酸などの力を得て、全身に栄養を運搬している重要な要素である。それが足りないと全身に栄養が送りきれていないことになる。

ALPは全ての臓器、組織に含まれる酵素。臓器が障害を受けると、ALPは細胞から血液中にしみだされ、高い数値になる。

CH-Eは、肝細胞で合成され、血液中に分泌される酵素。肝細胞が障害を受けると、合成が阻害され、血液中のCH-Eは低下する。

寺崎さんは、変化のなさにいささか憂うつになると書かれていた。合掌



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