折れない心=レジリエンス日記「これからが今までを決める」1991年から25年にわたるC型肝炎と乾癬の闘病を、そして2010年の直腸がんをと、その三病を完治させた楽観主義者の自立ノート

身体「毎日1兆が生滅する60兆の細胞」の司令塔こそ、究極の主治医と見なして、アッパレ!100歳をめざし三病息災・健康長寿をもくろむ、具体の内部生命論です★
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肝炎治療戦略会議の全議事録を読んでみた。

1.第1回から13回まで肝炎治療戦略会議議事録を読んだ。第14回はまだ載っていない。肝炎患者は、わからないところは飛ばしても一読する価値はあると思った。正直、関心のないB型肝炎の話はさっぱりわからなかったが、C型肝炎よりB型肝炎の方が、だいぶ手強い印象をもった。

2.これからハーボニーをやる計画の方は、第11回から第15回までの議事録や配布資料は、きちんと見ておかれた方がいい。クリック➡肝炎治療戦略会議議事録

どんな治療なのか、問題点はとか知りたいことが凝縮されているからだ。また、肝炎対策7カ年計画の最後の年度だし、C型肝炎治療の大団円を迎えているからだ。それに、委員の方々の微妙な意見の違いが、わかってくる。些細なことだが、わたしたち患者に対する呼称などで、誰のために、何のために会議に出ているかの違いが見えてくる。どなたが患者目線をもたれているか、あるいは基準の整合性にこだわり原理主義的になるか、読むと徐々にあぶりだされてくるのだ。

3.とりわけ薬剤耐性に焦点をあてると、注意 深く慎重な態度の人たちと、そうではなく鈍感な人との違いは、そのコントラストは明らかだ。
薬剤耐性慎重派は、林座長、泉委員、ハ橋委員。
薬剤耐性鈍感派は、熊田座長代理だ。

4.薬剤耐性鈍感派の熊田座長代理の場合、第9回で、こんな主張で明らかになる。
耐性は、林先生も御存じのように、とめると1年以内に全部ダイレクトで消えるというのは、世界でも出ていますし、うちでも出ているわけです。それから、耐性が出ているのは、ほとんど前治療、ノンレスポンダーですね。今回の治験を見てもそうですね。耐性の97%は、初回治療とか再燃からは出ていないのです。ですから、前治療無効例に関しては、テラプレビルをどうするかと考えなきゃいけないと思いますし、既に耐性に対して、NS5Aと5Bの薬剤を療法投与しますと、NCGの耐性が消えてしまいますので、次のことはもう準備済みと私は考えております。

NCG耐性って何だ?、、ともあれ、なんて雑駁な日和見主義な委員なのか。この論理では、最も初期のインターフェロン単独で無効だった人の何割かは、ずっと無効のままで終わってしまうではないか!

5.他方、薬剤耐性慎重派の八橋委員は、第13回で、こう言われている。
プロテアーゼ阻害剤は少なくとも第1世代のテラプレビルと、第2世代のバニプレビルとシメプレビル、アスナプレビルが現在日本で使われています。
現在この3つのプロテアーゼ阻害剤の薬の間では、相互的には再治療ができるようになっています。ただ、仮に再治療を行う場合には、この耐性部位が共通しているものは、少なくとも十分な抗ウイルス効果は期待できない可能性が高いと私は考えています。
 プロテアーゼ阻害剤、DAAsを用いた治療では、新しい治療法を積み重ねればいいということではなくて、過去の治療歴、使用薬剤を把握した上で、事前に十分抗ウイルス効果が期待できる症例であることを予測し、また治療のタイミングもよく考慮した上で、再治療を行うべきと私は考えています。


6.おさらいだが、、C型肝炎ウイルスの遺伝情報はRNAと呼ばれ、このRNAからC型肝炎ウイルスを形作るために必要なタンパク質が作られる。この時に作成されるタンパク質はとても大きく、その状態では機能を表しない。そこで、C型肝炎ウイルスとして作用できるように、タンパク質が機能できる形へと切断する必要がある。この時に切断を行う酵素をプロテアーゼと呼ぶ。その中でもC型肝炎由来のプロテアーゼ(NS3/4Aプロテアーゼ)が存在するため、このプロテアーゼを選択的に阻害すればC型肝炎ウイルスの増殖を抑えることができると考え、開発されたのがプロテアーゼ阻害剤。

しかしいったん、NS3/4プロテアーゼ阻害剤耐性ウィルスが出来てしまい、それが複数の薬剤に耐性を併せもつ多剤耐性になってしまうと、治療が難しくなるのは、わたしたち患者素人の目にも明らかだ。さらに、交差耐性といって、ある薬剤に対する耐性が、それと類似の薬剤に対する耐性として働く場合も、ある。

つまり、耐性に対して鈍感な態度で、次の新薬があるから、多剤耐性ウィルスをもつ患者も大丈夫などと、責任のある医師が言ってはいけない。上記の熊田座長代理の発言は、医療過誤の温床となる危険性が高い、と思えてならない。ご自分が難治性の一肝炎患者だったらどういう選択をしただろうか?と自答していただきたいものだ。たぶん慎重派に変節することだろう。



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