わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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第14回肝炎治療戦略会議

1.昨日15時から航空会館201会議室で行われた肝炎治療戦略会議を傍聴した。会議は正味50分だった。淡々と検討がなされ、白熱の議論はなかったが、さまざまなことを感じとることができ、とても有意義な会議だった。

2.出席委員は、泉並木、岡上武、金子周一、坪内博仁、⭕林紀夫(座長)道永麻里、八橋弘、脇田隆宇。
欠席委員は、🔺熊田博光(座長代理)。敬称略

3.検討事項は2つ
⑴ジェノダイプ2のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変に対する「ソホスブル及びリバビリン併用療法」が保険適用となるため、肝炎治療特別促進事業における対応方針を検討する。

⑵「ダクラタスビル及びアスナプレビル」や「ソホスブビル及びリバビリン併用療法」の、インターフェロンフリー治療不成功後のインターフェロン治療に対する取扱いを検討する。

4.検討の結果、対応方針は次の通りに決まった。
①ジェノダイプ2のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変に対する「ソホスブル及びリバビリン併用療法」を、肝炎治療特別促進事業における医療費助成の対象とする。

②対象患者は、ジェノダイプ2のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変で、肝がんの合併のないものとする。

(その対象患者は、19万人から20万人を想定している、ようだ。ぶら下がりの話から出た患者数)

③「ソホスブビル及びリバビリン併用療法」の助成対象となる治療期間は12週間とし、副作用による休薬等、本人に帰責性のない事由による治療休止期間がある場合でも、助成期間の延長は行わない。

④インターフェロンフリー治療に対する助成の申請にあたっては、原則として日本肝臓学会肝臓専門医が「肝炎治療受給者証の交付申請に係る診断書」を作成する。ただし、自治体の実情に応じて、各都道府県が適当と定める医師が作成してもよいことにする。

⑤インターフェロンフリー治療に対する助成回数は1回とする。

⑥インターフェロンフリー治療で不成功となった場合、以後のインターフェロン治療について助成の対象とする。ただし、インターフェロンフリー治療不成功後の治療に対する助成の申請にあたっては、原則として日本肝臓学会肝臓専門医が「肝炎治療受給者証の交付申請に係る診断書」を作成する。ただし、自治体の実情に応じて、各都道府県が適当と定める医師が作成してもよいことにする。

⑦上記④ ⑥は、ジェノダイプ1型も含む、拘束する。(資料に記載なし、座長の確認による決定。後日議事録を要確認)

5.林座長が、今後の新薬の登場を踏まえ、次回の戦略会議のスケジュールを打診されところ、鈴木室長はやんわりと「暑い時期が過ぎた頃」に次回戦略会議を行うと、答えられた。

以上が戦略会議で決まったことだ。

ここからは私見。
6.今まとめていて、「ハーボニーが始まった場合、ダクラタスビル/アスナプレビルで不成功だった人たちはハーボニーの治療を助成できなくなる」ということか?上記⑤の「インターフェロンフリー治療に対する助成回数は1回とする 」を厳格に受け止めると、その場合、助成対象からはずされて、選択肢がなくなる。
➡追記、上記は間違え。⑥で、「以後のインターフェロンフリー」は助成する旨、書いてあったのだ。見過ごしてしまい、ゴメンなさい。

7.熊田座長代理が欠席したことによる機会損失は、計り知れない。彼が推進したダクラタスビル/アスナプレビルで薬剤耐性が出ている患者さんが、確実に複数いるわけだから、不成功症例について対策を検討すべきではないか。PDCA、何事も現状のCheck、ダメ出しと反省の機会をもたないと、正しいリスク対策が出来ていることにならない。多剤耐性の薬害は拡大するだけだろう。

8.助成金の金額などは、全く議論にならなかった。会議終了後、肝炎対策推進室長がぶら下がりの記者たちに、「1万円の自己負担を3ヶ月していただく」旨、話されていたので、助成金の自己負担金額は従前通りと、判断した。

9.会議の前半は、泉委員による「ジェノダイプ2型に対するソホスブビル+リバビリンによる12週間の治療」と題して報告があった。驚くべき成果だ。その記事は次回に。

10.やはり、、林座長がキーパーソンだなと、あらためてわかった。座長の心の中でカチっと、ハーボニーのスイッチは入っているな、と感じとった。

あらかじめシナリオは出来ていると分かっていても、熊田座長代理と泉委員の議論を聴いてみたかったな。

新聞記者がいなくなった後に、鈴木室長の名刺をいただいた際、その欠席のことを尋ねた。すると、室長は「熊田先生のご都合を配慮してスケジュールをたてましたが、相当お忙しいようで、、」と応えてくださった。
けれど予言しておこう、歴史的な会議になるであろう次の第15回肝炎対策戦略会議も座長代理は欠席する、、と。



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