わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
TOP直腸がん予後の話 ≫ 5年目の大腸内視鏡検査

5年目の大腸内視鏡検査

1.強い陽射しのなか、古い電動アシスト自転車で1時間10分かけて五反田のNTT関東病院に行った。2010年5月25日に直腸がん手術をやり、満5周年になる。

2.この病院の内視鏡検査はすこぶる上手い。5年前に検査をしていただいたのは、オオハタ医師で、全く痛みがなかった。「これは進行性であり、内視鏡で切除できるレベルではない。」と淡々とわたしと家内に説明された。
それを聞いて、なぜか、わたしはハイになってしまい、(やっぱし来たか)と笑みまで浮かべていた。後で、オオハタ医師は看護師の家内に「この人は大丈夫か?」とたずねたらしい、そう聞かされた。

直腸がんという人生の壁に、身震いしていたのは、確かだ。ドストエフスキーの「罪と罰」に悲惨な不幸を前に笑い出す女性が出てくるが、それって、まさにこれだな、と思ったのはよく覚えている。人間は、重大局面でハイになる場合もあるのだ。もしかすると、この笑いは、自分の死の間際にも、再び立ち上がってくる気がする。

そして正攻法で、開腹手術で行こうで腹を据えた。腹腔鏡手術では取り残しがあるかも、と。ヤバいところはとるという外科医の判断に、深く同意したのは忘れない。

3.オオハタ医師は内視鏡の部長に昇格していた。他の病院との差別化戦略が実力主義であることに、リスペクト。勝手な印象だが、オオハタ医師は手塚治虫の漫画に出ていそうな悪い科学者の風貌をされている、失礼な印象をご容赦ください。

4.しかし、わたしの術後の内視鏡担当医は、オオハタ医師ではなく、術後の5年間ずっと田中暖樹医師だ。この医師もまたまた上手い。過去4年間一度も鎮静剤をうったりしないのだ。今回も、肛門から小腸の出口まで、3分で到達した。

5.田中暖樹医師とは、こんなやり取りをした。
・大腸内にポリープやがん細胞はない。
症例としては、切除した付近に新たながん細胞が出来ていたり、離れた部位できることがたくさんあると言われた。血管もくっきりと出ていて、大腸の状態はいい。

・検査前に飲んだ下剤によって腸内細菌がなくなったりはしない。

・大腸に良いことは、「よく噛んで食べる」「早食いはしない」「よく運動する」ことだ。

・わたしの大腸は比較的長い。また、S字結腸のところと、横行結腸から上行結腸のところががよじれているから、加齢とともにイレウス、腸閉塞になりやすいから要注意。

・運動は、できるだ長時間早歩きすること、それを続けることである。走ることによる医学上の意義は何もない。膝を痛めるだけだ。

以上。そこで、3月に青梅街道を43km歩いた話をした。23kmあたり、術後以来初めてといえる太く長い排泄物が出た話をして、ウォーキングハイを超える快感だったと告げた。すると、田中暖樹医師は「それこそが大腸に良い運動なのです。下向結腸の中身がごそっと出たのでしょう」と言われた。

5年目の内視鏡検査は、納得のいくインフォームドコンセントだった。



にほんブログ村 病気ブログ C型肝炎へ
にほんブログ村

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

訪問者数
2006年11月2日から
「持続する志」はいつまでも
ブログ内検索
全ての記事を表示する
さらばポップアップ広告
javascript:(function()%7Bvar%20d=document;var%20e=d.createElement('SCRIPT');e.setAttribute('language','JavaScript');e.setAttribute('src','http://s6.ql.bz/~mamiya-shou/bm/invalidFloatAd.min.js');e.setAttribute('charset',%20'UTF-8');d.body.appendChild(e);%7D)();