民主党の肝炎医療費助成法案

2007/10/10(水) 20:11:23 [もろもろ雑駁な話]

10月2日に民主党が国会に提出した「肝炎医療費助成法案」の概要がわかりました。

法案名は「特定肝炎対策救急措置法(案) 」です。


正直言って、ありがたい!と感じます。

民主党に一度も投票したことがない私であり、
民主党におもねる気持ちなどサラサラありませんが、
この法案の提出には、溜飲が下がる思いがします。

『水を飲む人は井戸を掘った人のことを忘れるな』という中国の故事を踏まえると、
最初に肝炎対策案を作った民主党にリスペクトです。

衆参両議院のネジレ現象と、桝添厚労大臣の存在が幸いして、何らかの法案が成立する可能性を帯びてきました。

追い風ファクターが重なり、またとない千載一遇のチャンス到来といえましょう。


さて民主党案を概要してみると、

1.B型肝炎・C型肝炎ウイルスへの感染は、国の責任によりもたらされ、又はその原因が未解明であったことによりもたらされたものがある。
2.重度の疾病(肝硬変・肝がん)への進展を防ぐことのできる有効な治療が経済的負担が過重であるために十分に行われていない。

という事実認識は、心から共感できます。

また、以前ブログに書いたような、薬害によって罹患したかどうか問わない内容になっています。

厚生労働大臣がインターフェロン治療を行なうことが適当と認定された者が対象となり、その者に特定肝炎患者健康手帳が交付されます。

これにより、患者の自己負担は、原則月1万円にとどまり、後は公費で賄うことになります。

インターフェロン治療の中に、リバビリンとかプロテアーゼとかの併用療法の分で含まれるのかどうか、これも定かではありません。

緊急措置を講ずるとありますが、すぐに実行されることができるかどうかは定かではありません。


当面の問題は財源です。
国会の中で、民主党の法案提出者が与党側の質問にどの程度実効性のある答弁、論理の展開を示せるかどうか?にかかってきます。

いくら肝炎患者の心をうつ発想であっても、実効性の乏しい法案であれば、依然としてポピュリズム政党と見えてしまうのです。

是非、政府・与野党が歩み寄って、リアルで、実効性のある法律を成立させていただきたいものです。

300万人以上の肝炎患者は固唾を呑んで、そのゆくえを見守ることにしましょう。

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与党の動き 東京新聞で
 10日、薬害肝炎原告団は、与党肝炎対策プロジェクトチームからヒアリングを始めて受けたことを、東京新聞が報じています。
 記事は、「 PTは訴訟とは別に、C型肝炎のインターフェロン治療について来年度から公費助成する方針を決定。B型肝炎の助成も検討しており、今月中に細部を決定する。」と結んでいます。
 与党も歩み寄って、肝炎対策実現に動き出しそうです。

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