わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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6月のインフォームドコンセント

今月は偶数月、診察する月ですので、
20日土曜日、今年3回目のかかりつけ、
M医師の診察を受けました。

採血の結果は
GOT 28
GPT 37
γ-GPT 68
アルブミン 4.6
血小板数 23.1

という感じで、基準値内におさまっておりました。
それにしても
血小板数はいつも多くて20ぐらいでしたので、
3.1も上回っていることが、不思議でした。

それで、M医師に、最近、食事は白米から玄米に変えている旨伝えました。
が、これといった反応の言葉はなく、食事療法に対する意識は低いな
感じ、耳寄りな情報は得られないと判断しました。

玄米食になったから、血小板が増えたかどうかはなんともいえませんが、
白米食の頃より、「やる氣」が、元気が出てきていることはたしかです。

血小板の値が、この先8月、10月、12月も、
20以上の値で推移していったとしたら、
因果関係を感じられずにいられなくなるでしょう。

そうなったら、一段と声高に、玄米食をすすめることになるでしょうね。


ところで、たまたますい臓ガンの話になったところ
このガンはやっかいであることを教えてくださった。
なんでも、、

ある大腸がん患者の場合、
手術前に、CT画像で全身撮影したときには、
大腸以外どこにもガンはなかったにもかかわらず、
その手術後2月もたたないうちに、
すい臓に大きなガンが現われ、
アッというまに亡くなられた、と。

また、すい臓ガンでなくなられた飯野四郎先生の場合
M医師がそのエコー診断されていたので、感慨深く、、
ガンが発見されてから、手術を経て1年半で亡くなられたが
余命を延ばされたほうではないか
、とも言われていました。

肺ガンに引けをとらず、すい臓ガンも厳しいものだな、と感じました。
延命という点では、肝臓ガンはまだ恵まれているというのが、現実かもしれません。

本当の幸福の意味を教えられた光景

その文章は「心に残るとっておきの話」(潮文社)という、
珠玉の58篇の中で、
最初にお話として、載っています。

森下紀代美さんという、当時、看護師さんだった人が書かれている。

というのも、今ネットで「森下紀代美」と検索すると、
医学ライターという肩書で、同姓同名の方の文章が出てきます。
もしかすると、同じ人かもしれません。

その話は、
語学とホスピスを学ぶためロンドンに滞在中の出来事。

本当の幸福の意味を、
あの光景から教えられた、
そんな気がしてならない。
  という。

夕暮れ時、パークロワイヤルという駅まで、
森下さんは一人、小荷物を取りに行かれた。

そして、こうつづられている。


ホームの電車を待つ間に、
一つのの平凡な、でも忘れられない光景を目にした。

あたりは、すっかり暗くなっていた。

反対車線の電車が、ホームに停止していた。

私の立っている場所からよく見える窓に、
若い夫婦と、その間に子供が座っているのが目に入った。

貧しい身なりをしていた。

子供は二歳くらいだろうか。
質素な服を着ていたが、

白い肌に小さなピンクの口元が愛らしかった。

そのうち、お母さんの方がバックから一個のリンゴを取り出した。

子供の小さな口が、りんごにかじりついた。
無邪気に、嬉しそうに。

次にお父さんがそのりんごを受け取って一口かじる。
そしてまた子供がりんごにくっついた。

その次はお母さんが一口。

そうして三人は、
一個のりんごを幸せそうに三人で食べたのだった。

見ている私は、いつの間にか泣いてしまっていた。
まるで、そこだけマッチで照らされたように温かくて、明るい光景。

三人は貧しくても、それ以上にきっと幸せだ。

純粋に幸せな場面を見て、
それまでの張りつめていた心の糸が溶けてしまったのかもしれない。

涙がとまらなかった。


はじめて読んだとき、
その光景を自分もまた見ているかのような感覚になりました。
今も、読むたびに、その光景を想像することができます。

その子供は、私の中ではいつも「女の子」に映っています。

なぜ心に残るのか、、
私の場合、自分の家族に重ねてしまうからでしょう。

玄米にはヨーグルトがいい!

玄米を食べるようになってから、
ほぼ一ヶ月がたちます。

おなかのすき方が違ってきたような、、
なんとなくカラダにいいという感触があります。

反面、このところ体重が増えつつあります。

しかしダイエットは、記録化さえし始めれば、
コントロールできる自信がありますので、
今は気にしないことにしています。

さて、玄米を炊く前、水につけておく時間は
8時間以上にしています。
白米と違って、なかなか浸透しないからです。

ところでおととい、土曜朝方のTV「ぶらり途中下車」で、
登場したおむすびやさんが、玄米のおむすびも陳列していて、
その小書きに「ヨーグルト入り」とある、、、

なんでも水につけた後、玄米を炊く前に
プレーンヨーグルトを玄米1合につき、おおさじ1杯いれると
おいしくなると
、という話でした。

その日、早速、こわごわ実行してみると、、

ナルホド、ヨーグルトによって、おいしく炊き上がりました。

前に、塩なども入れてみたりしたのですが、
塩分を増やすのは食事療法には逆行する
感じがしていましたので、、、

今回のヨーグルトには、「いいじゃん」と、ほんのり感動しました。

玄米食をとられている方々、一度は試してみる価値がありますよ。

なぜか心に残る文章や場面

このブログは、いささか人生論風になってきました。

どんどんよこ道にそれることをご容赦ください。

「なぜか心に残る文章や場面」というカテゴリーをつくることにしました。

意味するところはこんな感じです。

宮本輝編集の「魂がふるえるとき」の中に
国木田独歩の「忘れ得ぬ人々」という短編があります。

自分にもこういうことがあるなぁという新鮮な印象をもちました。

「忘れ得ぬ人々」とは、語り手である「僕」が対話やつきあい
といった関係性などほとんどない、ほとんど赤の他人といった人々であるのに、
「終に忘れて了ふことの出来ない人々」なのです。

これと似た感じで、観終わった映画や、読んだ小説とかで、
時がたつにつれ、繰り返し思い浮かべてしまうものがあります。

映画や小説の主題と、必ずしも関係しているとはいえません。

自分の心のひだで濾過してしまっておりますので、
オリジナルなものとは、だいぶ趣きは異なるかもしれません。

そういったものをこのカテゴリーに載せておこうと決めました。
載せておけば、自分でいつでも読み返しができるからです。

というのも、日記兼雑記帳を読み返すと半年ぐらいに2回も同じ
「なぜか心に残る文章や場面」の項目出しを書き込んでいたからです。

これはもう、内的な意味をもった思いの塊になっているんだ、、
それは自分が何ものなのか?を啓示してくれている
鏡みたいなものかもしれません。

そこに書き込んであった項目は、例えば、、

・映画「八甲田山」の中で、緒形拳が演じだ役柄、とか
・映画「ショーシャンク」の主役が刑務所の庭で散歩する場面、とか
・S・モームの「月と六ペンス」の終わりの方にある描写とか
・映画「追憶」のラストシーンとか

などなど、こんな感じです。

盆栽を大事に育てるように、自分の脳を枯渇させない効果を期待しつつ、
次回からはじめることにします。

「足利事件」菅家さんの17年半とは

先週、足利事件で、無期懲役が確定し、
服役中の菅家(すがや)利和さん(62歳)が、
最新の方法によりDNA型が一致しないという鑑定結果を踏まえ、
17年半ぶりに釈放されました。

自白を強要した警察や、
それにただ乗りした検察を「絶対に許せない」という、
菅谷さんの憤怒は、痛ましい。

冤罪とは、残酷な国家権力による犯罪行為です。

これを、しいて「官原病」のような造語をすれば、
「国原侵害」の何ものでもありません。

しかも、犯した側の面々は、「仕方がなかった」と、
今も、真犯人とともに、平気な顔をして暮らしていることでしょう。

おそらく、当時彼らは、早急に犯人を仕立て上げ、
手柄を上げて、昇進したかったのです。

国家賠償はもとより、当時の警察・検察担当者の、
実名公表と陳謝があるべきです。


17年半の歳月は、そのまま私の肝炎治療の歴史と重なってきます。

1991年12月に、菅家さんは逮捕されました。

私は、丁度その年の10月から、
初期バージョンのインターフェロン治療を開始し、
仕事のことなど、ほとんど考えずに、

12月頃は自宅から週三回インターフェロン投与のため、
お茶の水の順天堂病院に通っていた頃で、
副作用の、激しい発熱と頭痛で苦しむ中、

菅谷さん逮捕の報道はTVでみていて
何故か、印象に残っておりました。

自白したという警察の話から、
TV映像からは、どう見ても菅谷さんが犯人というふうにしか、
みえませんでした。

長時間取調室で、髪を引っ張られたり、脅し脅迫を繰り返され、
眠らさせないで「もうどうでもいい、自分がやりました」と
自白に持ち込むスキームが警察内部には、
もともとあるのでは?

外の陽は、疲労した目にはまぶしく、表情がげっそりとしたところを、
報道カメラがとらえてしまえば、誰でも、立派な犯人顔になるに違いない。

まことに先入観とは恐ろしいものです。

「二次情報」にしか過ぎないのに、安直な評価が先行していく世の中、、、

つまり、誰でもいわれなき罪を、ある日突然、つきつけられる可能性があって、
いったんそうなると、抜き差しならない力が働くということです。

そう、ある日突然、私たちがC型肝炎を告知されたのと同じように、、、


DNA鑑定の進化と、インターフェロンの進化と、
冤罪と肝炎患者300百万人と、
「国原侵害」と「官原病」と、、

「国家悪」というククリからは、同じ原因と結果に思えてなりません。

追記
17日、栃木県警本部長が菅井さん「心からお詫び」する報道がありました。
石川正一郎本部長の声は、たしかに心から言っている感じがしました。
このように警察が謝ることは、今まで見たことがありません。
菅家さんは「許す気になった」と言われていましたが、
私だったら、思わず「この機会損失はどうしてくれる?」と切り返すことでしょう。

ブルーベリー茶葉がC肝ウィルスを抑制する

5月31日の宮崎日日新聞の記事をそのまんま、、

宮崎大農学部応用生物科学科の國武久登教授らは、
C型肝炎ウイルス増殖などを抑え、高機能性があるとされる
ブルーベリーの葉を使用した茶を開発した。

農水省に葉の専用品種「くにさと35号」として、
品種登録を出願。来春には許可される見込み。

現在、人体での機能性を調べるために、
茶のサンプルを使い臨床試験を実施、
葉を使った実用化第1号として2年後の商品化を目指す。

産地体制確立も視野に入れ、新たな本県農産物として期待されている。

・・・・・・・・ここまで

びわの葉っぱには薬効がある、という自然療法を思い出させる記事です。

さて、どこまで医学的な治験に耐えられるでしょうか?

ラクトフェリンみたいなことにならなければよいのですが、、

期待して、結果を注意深く見守りましょう。
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