厚生労働省の不作為という悪
2007/10/23(火) 19:23:14 [本書のネライ]
ここのところ厚生労働省の不祥事には、憤りを超えて、ホトホトあきれます。
読売新聞によると・・・
薬害肝炎の疑いが強いとして、製薬会社が2002年に厚生労働省に報告した418人分の匿名の症例一覧表のうち、約3分の1については、患者のイニシャルや医療機関名など詳細を記した個別の副作用報告書が同省に提出されていたことが判明した。
古いものは1987年に提出されており、同省は、患者特定につながる情報を持ちながら20年にわたり、製薬会社に対し、本人への告知を指示するなど適切な対応を取っていなかったことになる。
副作用報告書は、止血剤として血液製剤「フィブリノゲン」を投与され、C型肝炎に感染したと見られる症例について、旧ミドリ十字(三菱ウェルファーマを経て現田辺三菱製薬)が医療機関から情報を得て、1987〜2002年に同省に提出したもので、計144人分に上る。
このうちの73人分は、87年に青森県で妊婦8人の集団感染が発覚したのを機に、同省の提出指示を受けて出されたもの。この中の61人分については、87年中に同省に報告されていた。
このほか、薬事法に基づく副作用報告などによって同省に提出されたものが、87年指示に基づく報告との重複者も含め、計88人分あった。このうちのほとんどは、同法で副作用報告が義務付けられた97年以降に提出されたものだった。
報告書の形式は様々だが、多くは患者のイニシャルや性別、年齢、医療機関の所在地などの記入欄があるほか、実名や医師名が記されているものもあり、製薬会社や医療機関を通して患者本人にたどり着くことが可能とみられる。一覧表の患者は、肝炎の症状が薬害によるものと知らずにいる可能性があるが、同省は製薬会社に対し、患者に事実を告知するよう指導していなかった。
同省は22日、個人が特定できる症例がどれくらいあるかについての調査結果を公表するほか、製薬会社の社長を呼んで事情を聞く。
以上です。
C型肝炎病は、
『医原病』(医療機関に原因がある意、sin氏の言葉)であり、
同時に「官原病」(行政官僚の不作為に原因がある意、造語です)なのだといえます。
どんなに遅くとも2002年の時点で、個人を特定できたたのに、国は放置した。
血液製剤を投与された方は30万人いました。
思えば、2002年頃から、インターフェロンとリバビリンの併用療法が始まったわけで、その治療をしていれば、完治したり、進行を遅らせたりすることが出来たことになります。
以前、松下電器がファンヒーターのリコール広告を、連日TVで告知していたことがありました。
それと同じようなことを、国と製薬会社が連名で、すべきだった。
「血液製剤を投与された方はC型肝炎の可能性があります。
すぐに血液検査をお願いします。無料で対応いたします。」と、
TV広告をうつべきだったのです。
否、今からでも実施すべきです。
結局、国も製薬会社も、全体のコストがどれだけ膨らむかを恐れ、不作為、放置、忘却措置をとった!それが真相だと思います。
昨日でしたか、厚生労働省の記者会見では、
悪びれもせず、たんたんと経過説明をする高級官僚の顔を見ていて、あきれました。
TVは全てを映し出します。本当に、全てが見えてしまうものなのです。心根は歴然!
そのときの担当者がだれか判らず、地下倉庫に眠る書類をたまたま発見しただけといった表情、結果責任を感じている表情とは程遠い。
「遠い昔の、前任者の過失であり、自分たちに責任は、全くない!」
と腹の中で思っている、そういう顔です。
厚生労働省のお役人に限らず、
国防を司る防衛省の元事務次官の不祥事といい、
(追伸)10/25に、驚くべき三面記事が…
財務省主計局の二人の高級官僚が、集団で女性に乱暴し、逮捕された。
主計局といえば、国家予算の中心的役割をなす所であり、前代未聞の刑事事件といえる。
この国のカタチが溶解してきている。
この国の官僚は、かなり怪しくなってきて、
「官僚悪」が跋扈している、と思えてなりません。
「美しい国」より先に、「美しい官僚制」であっていただきたいものだ。
唐突ですが、
終戦時、GHQ司令官マッカッサー元帥は、財閥解体や農地改革だけでなく、
戦前の東京帝国大を頂点として、この国の高級官僚を産む学閥スキームも解体してしまえばよかったものを・・・東大は理系だけ残せばよかった・・・
と思ったりしています。
救いなのは東大出身の舛添大臣が
「その時々の省の責任者はどう判断したのか検証したい」
と答えたことです。
野党も一段と追撃していただきたいものです。
あ!またまたシャットダウンに・・・
読売新聞によると・・・
薬害肝炎の疑いが強いとして、製薬会社が2002年に厚生労働省に報告した418人分の匿名の症例一覧表のうち、約3分の1については、患者のイニシャルや医療機関名など詳細を記した個別の副作用報告書が同省に提出されていたことが判明した。
古いものは1987年に提出されており、同省は、患者特定につながる情報を持ちながら20年にわたり、製薬会社に対し、本人への告知を指示するなど適切な対応を取っていなかったことになる。
副作用報告書は、止血剤として血液製剤「フィブリノゲン」を投与され、C型肝炎に感染したと見られる症例について、旧ミドリ十字(三菱ウェルファーマを経て現田辺三菱製薬)が医療機関から情報を得て、1987〜2002年に同省に提出したもので、計144人分に上る。
このうちの73人分は、87年に青森県で妊婦8人の集団感染が発覚したのを機に、同省の提出指示を受けて出されたもの。この中の61人分については、87年中に同省に報告されていた。
このほか、薬事法に基づく副作用報告などによって同省に提出されたものが、87年指示に基づく報告との重複者も含め、計88人分あった。このうちのほとんどは、同法で副作用報告が義務付けられた97年以降に提出されたものだった。
報告書の形式は様々だが、多くは患者のイニシャルや性別、年齢、医療機関の所在地などの記入欄があるほか、実名や医師名が記されているものもあり、製薬会社や医療機関を通して患者本人にたどり着くことが可能とみられる。一覧表の患者は、肝炎の症状が薬害によるものと知らずにいる可能性があるが、同省は製薬会社に対し、患者に事実を告知するよう指導していなかった。
同省は22日、個人が特定できる症例がどれくらいあるかについての調査結果を公表するほか、製薬会社の社長を呼んで事情を聞く。
以上です。
C型肝炎病は、
『医原病』(医療機関に原因がある意、sin氏の言葉)であり、
同時に「官原病」(行政官僚の不作為に原因がある意、造語です)なのだといえます。
どんなに遅くとも2002年の時点で、個人を特定できたたのに、国は放置した。
血液製剤を投与された方は30万人いました。
思えば、2002年頃から、インターフェロンとリバビリンの併用療法が始まったわけで、その治療をしていれば、完治したり、進行を遅らせたりすることが出来たことになります。
以前、松下電器がファンヒーターのリコール広告を、連日TVで告知していたことがありました。
それと同じようなことを、国と製薬会社が連名で、すべきだった。
「血液製剤を投与された方はC型肝炎の可能性があります。
すぐに血液検査をお願いします。無料で対応いたします。」と、
TV広告をうつべきだったのです。
否、今からでも実施すべきです。
結局、国も製薬会社も、全体のコストがどれだけ膨らむかを恐れ、不作為、放置、忘却措置をとった!それが真相だと思います。
昨日でしたか、厚生労働省の記者会見では、
悪びれもせず、たんたんと経過説明をする高級官僚の顔を見ていて、あきれました。
TVは全てを映し出します。本当に、全てが見えてしまうものなのです。心根は歴然!
そのときの担当者がだれか判らず、地下倉庫に眠る書類をたまたま発見しただけといった表情、結果責任を感じている表情とは程遠い。
「遠い昔の、前任者の過失であり、自分たちに責任は、全くない!」
と腹の中で思っている、そういう顔です。
厚生労働省のお役人に限らず、
国防を司る防衛省の元事務次官の不祥事といい、
(追伸)10/25に、驚くべき三面記事が…
財務省主計局の二人の高級官僚が、集団で女性に乱暴し、逮捕された。
主計局といえば、国家予算の中心的役割をなす所であり、前代未聞の刑事事件といえる。
この国のカタチが溶解してきている。
この国の官僚は、かなり怪しくなってきて、
「官僚悪」が跋扈している、と思えてなりません。
「美しい国」より先に、「美しい官僚制」であっていただきたいものだ。
唐突ですが、
終戦時、GHQ司令官マッカッサー元帥は、財閥解体や農地改革だけでなく、
戦前の東京帝国大を頂点として、この国の高級官僚を産む学閥スキームも解体してしまえばよかったものを・・・東大は理系だけ残せばよかった・・・
と思ったりしています。
救いなのは東大出身の舛添大臣が
「その時々の省の責任者はどう判断したのか検証したい」
と答えたことです。
野党も一段と追撃していただきたいものです。
あ!またまたシャットダウンに・・・




