折れない心=レジリエンス日記「これからが今までを決める」1991年から25年にわたるC型肝炎と乾癬の闘病を、そして2010年の直腸がんをと、その三病を完治させた楽観主義者の自立ノート

身体「毎日1兆が生滅する60兆の細胞」の司令塔こそ、究極の主治医と見なして、アッパレ!100歳をめざし三病息災・健康長寿をもくろむ、具体の内部生命論です★
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難治性C型肝炎患者数を推測する。その1

2年くらい前の読売新聞の報道(太字)をベースに、「1b型」の難治性患者の数を推測してみます。
ちなみに、一患者の勝手な考えですので、「その程度かも」くらいに留めておいてくださいね。

国内には、150万人前後の患者がいるとみられている。

私の記憶では200万人という数字を聞いたこともありますので、たぶん、150万人から200万人の間ではないか、と思えるのですが、低めの15万人を母数とします。

C型肝炎ウイルスには様々なタイプがある。日本人の場合、70%が「1b型」で、そのうちさらに80%がウイルス量が多いタイプだ。全体の過半数を占める「1b型で高ウイルス量」タイプは、従来のインターフェロン単独療法では数%にしか効果がなく、治療が難しかった。

単純にかけると、150万人×70%×80%=84万人となります。

ただ2年前においては、「1b型で高ウイルス量」の高い・低いの基準を100KIUで線を引いていたと思います。

ウィルス量測定の精度が上がっている今日では、難治性のラインとしては500KIUが線引きなるのでは?と某医師からきいたことがあります。

500KIU以内であれば、ペグリバ療法でウィルス陰性化の確率が高くなってきていて、500KIU以内は難治性といえなくなってきているということでしょう。

そうなると、84万人のうち、500KIU以上の真性?難治性患者どのくらいいるのかが気になるところですが、残念、データは手元にありません。

仮に、60%くらいだとすると、84万人×60%=50.4万人です。

50万人を下回るかどうか・・・アンテナをたてて、気にとめておくことにしますね。

製薬会社が一番関心をもって、把握しているのではないか、と思います。

また、何かご存知の方がおられたら、是非コメントいただけると幸甚です。

われわれ「難治性仲間」のMAXを知っておくことは、十分意味があると思いますので。

ウィルス量によるペグリバ療法効果の格差は拡大中です!

前回の記事で、難治性の方のコメントいただき、そのお礼文を書き込んでいて、ふと掲題の「格差」は間違いなく拡大している、と改めて感じております。

低ウィルス量の方で、陰性化のまま半年以上経過した方を知っていたり、ブログにそういう記事を書かれている方が多い気がするからです。

このブログにリンクしてある「C型肝炎~新しい治療、新しい可能性」に次のような治療の評価が書かれています。

これは、シェリング・プラウ㈱系のサイトですが、最新の情報があると、私はみています。

・・・・

ペグインターフェロンアルファ-2b・リバビリン併用療法で48週間治療すると、約半数の患者さんでウイルスの排除と肝機能の正常化が可能です。

では残りの約半数の患者さんは治療効果がなかったのでしょうか? 
そうではありません。
C型慢性肝炎の治療目標は、まずはウイルスを排除することですが、排除できなかったとしても肝硬変や肝がんへの進行を抑制することができれば、大きな意味があります。

たとえウイルスが完全に排除できなくても、肝機能(ALT)が正常化、あるいは正常化しないまでも、正常範囲の上限の2倍の値以下に抑えることができれば肝がんの発生が抑制される可能性が高まります。

ペグインターフェロンアルファ-2b・リバビリン併用療法でも約90%でウイルスの排除あるいは肝機能の改善効果が得られ、治療目標に近づいているといえます。

ウイルスが排除できず、肝機能の改善も得られなかった患者さんも、あきらめるには早すぎます。肝庇護療法などの対症療法で肝機能を正常に近い状態に保てば肝臓の線維化や肝がんの発生リスクを軽減できるからです。

・・・

先般記事にしたM先生の話と似た論調です。


さて、ここからです。

高ウィルス量の難治性患者は、ペグリバ療法でどのくらい確率でウィルスが陰性化しているのでしょうか?

実は、同じサイトに医療関係者向け情報がありましたので、その条件をクリアする看護師の妻にみてもらいました。

すると、こんなデータがありました。

ウィルスが陰性化した人の構成(比)は

ウィルス量が500KIU未満の人で陰性化した割合は60.6%
500KIU以上の人で陰性化した割合は39.4%(60.6%+39.4%=100%)ということです。
これは構成比ですので、さもありなん、といえます。

さらに500KIU以上の人の中で
ウィルス量が500KIUから850KIUの人で陰性化した割合は18.1%
850KIU以上の人で陰性化したした割合はは21.3%(18.1%+21.3%=39.4%)とありました。

これって、不思議な数字だと思いませんか?

私には「ウィルスがコピー増産を繰り返しているような状態、思いっきりウィルスが多い宿主の方が、かえって陰性化の確率は高くなる」と読み取れてなりません。

きっと、三剤併用療法が始まれば、さらに超高ウィルス量の方が陰性化の確率が高くなるのでは、と思います。憶測にすぎませんが。

ちなみに、今日、ブログのタイトルを若干変更しました。
頭に「難治性」を付け・・・

「難治性C型肝炎治療における楽観主義のススメ」

としました・・・変更した理由は~

「難治性」というニッチな領域において、興味を持っていただけたり、ご意見をいただける方々を想定しながらの方が、今後も、ブログを持続させる‘心ののギアが入る’だろう、という思いからです。

三剤併用による治療開始は2009年以降?

前回に続き、M医師との対話です。

私:現在の治療法であるペグインターフェロンとリバビリンの併用療法と比べ、さらに治療効果があると見込まれる、プロテアーゼ阻害剤を加えた「三剤併用」はいつ頃、治療開始になるのでしょうか?

M医師:三剤併用については、現在米国で、フェーズ2の、効果測定を行なっている段階です。フェーズ3の、副作用の検証が、2009年頃になりますので、日本で治験がはじまるのが、やはり2009年くらいからになるでしょう。

日本で、ペグリバ併用療法を初めて可能にする「ペグイントロン」を開発した、シェリング・プラウ㈱が三剤併用についても先鞭をつけることでしょう。おそらく三菱ウェルファーマの開発は二番手になる感じですね。

私:私のようなウィルス量の多い難治性患者も期待できるのでしょうか。

M医師:完治はともかく、進行を遅らせる意味から、三剤併用の治療する価値はあります。
進行を遅らせることが重要!と視点を変えていく方がよいのです。

私:わかりました。前向きにその治療を考えます。それにしても、私のように、ウィルス量は測定不能な程多いのに、かつウルソを服用する程度であるのに、なぜ肝機能は安定しているでしょうか?

M医師:あなたの体(宿主)と、そのウィルスとの相性がよいということで、だから逆に、ウィルスが排除されなく、したがって肝炎が起りにくいというケースなのでしょう。

なるほど、私の肝臓はウィルスと相性がよいのかと、その瞬間、納得してしまいました。
モヤモヤ感が断ち切られる感覚がありました。

ウマイな、M先生!

インフォームドコンセントのネライは、こういった患者をなんとなくでもいい、納得させる言葉を医者が告げることにあるな、と思う次第です。

ビタミンEの摂取は大事

はじめに、16日午前に起こった「新潟中越沖地震」で被災された新潟・長野方面の方々に、心からお見舞い申し上げます。

さて、先日ひさびさ肝臓専門医M先生の診察を受けることができました。

M先生のことは、ずっと忘れていたのですが、にわかに思い出したのです。

というのも、かれこれ5年前、東大病院でインターフェロン+リバビリンの併用療法を行ったのですが、M先生に東大病院への紹介状を書いていただいたのです。

当時、月に1回程度、自宅近くのM医院へ、アルバイトのような形で、診察されていたのですが、それが今も続けて来られているとは、ついぞ思っていませんでした。30代前半?の若い先生でしたし、とっくに次のステージにおられるのでは、と思い込んでいました。

ところが、今も月2回、M医院で診察されていた。
これはよい、主治医になっていただこう、と早速、診察の予約をとったのです。

以下、6月7日に血液検査のデータを踏まえた診察内容を開示しますと…

私:肝機能はほぼ正常の範囲内で落ち着いていて、また体重も8㌔以上減り、メタボリックから脱却し、脂肪肝になる可能性低くなりました。

先生:それはよい。C肝炎患者は肥満症状が伴うと肝炎の進行が早まるので、減量は抑制効果があります。

私:ところが血小板(PLT)が1年前には20前後あったのが、今回は17.5と減っていて、肝硬変への進行が早まっている、ということでしょうか?

先生:肝硬変の場合F(フェイズ)4であり、PLTは10程度
F3のPLTは10~15程度
F2のPLTは15~20程度
F1のPLTは20以上が、だいたい目安です。
故に(私の場合)F1からF2に進行している可能性がある。ただし、PLTのデータは、肝機能と同様に変動があるので、継続してデータをとる必要があります。

先生:エコー検査が絶対なものではなく、繊維化は組織検査しないとわからない。肝臓はツルツルしているのが正常な状態であり、(私の場合)ノイズがある、ということでしょう。

私:現在、治療はウルソのジェネリック「レプター」を朝昼晩2錠ずつ服用しているだけですが、何か他に肝炎の進行を抑える薬はありますか?

先生:肝炎の場合、酸化ストレスを抱えやすい。活性酸素のことです。
ですから抗酸化作用として「ビタミンE」を摂取することを進めます。
薬としては、ユベラーがあります。

私:できればジェネリックがよいのですが、ユベラーにはありますか?

先生:あります。それは「ケントンS」ですので、これを一か月分出しておきましょう。

私の場合、尋常性感染の慢性皮膚病も罹患していて、これにもビタミンEは有効とのことでした。

他にもお聞きしたことがありましたが、それはまたの機会にします。

ちなみに、M先生は診察終了後、私に向かって丁寧に頭を下げられました。
恐縮する思いと心地よい感覚とが、心に立ち上りました。

美しい言葉の力

またまた過去のイキサツに触れずに、横道にそれます。

昨日、新宿の行政書士K先生と、じっくり、私の身の上相談をする機会がありました。

その折、私の言葉使いを、厳しく指摘された。

K先生は、こう言われた・・・

・×××(資格)では喰っていけないなどど、卑下するような言葉は使ってはいけません。
 稼げていない人に限って、そういう(私のような)言葉使いをするものです。

・決して言葉の力を侮っていけません!
 汚い言葉、皮肉、捨てセリフは、その人の人間力をおとしめる結果をもたらします。

・日ごろから、感謝の気持ちを持ち、「ありがとう」とすぐ言葉が出るよう、また相手を尊重する
 美しい言葉を使いなさい。
 聞く相手は、すぐにあなたの人となりを直感するものです。

いや~、参りました。

私は、慇懃無礼がはなはだ許しがたい性分で、常に、率直なことは良いことと、ブッチャケ言葉で何が悪い、として生きてきました。

が、それを真正面から叱正していただいた。

ありがたい!と感じました。

茶道や武道と同じように「言葉道」はあるんだな、と思いました。

その瞬間、・・・あぁ、だから、C型肝炎になったのかもしれない、という思いが去来しました。
突拍子内ない思いですが、こうなった原因は自分の汚い言葉使いにあったのでは?と・・・


早速、品格をもった言葉を身につけるべく、自己を創りかえることを、その場で誓い、K先生に申し上げました。

美しい言葉を使う楽観主義者をめざします。

必ず、因果はめぐります。

言葉使いの変容は、難治性C型肝炎の治療において、きっと有効なはず、と思う次第・・・


3年連用DIARYをひもとく

曲がりなりにも今日の家庭を築けたイキサツを、と思いましたが、
そもそもの淵源を見つめようとすると、16年前に遡らなければなりません。

C型肝炎を発病した1991年のこと。

実は、その年から今日まで、不連続な日記を付けるようになったのです。

C型肝炎と同定されたは1991年8月、
入院はその年10月、御茶ノ水のJ病院でした。

病室は6人部屋で、その中のお一人で、B型肝炎の、たしか丸善に勤められていた方がいて、毎日克明に「3年日記」つけている様子。

なんでも使いやすいので、長年利用しているという。

そのお言葉に触発され、その方が使われていた蝸牛社(かぎゅうしゃ)の「3年連用DIARY」という手帳版の日記を買い、つけ始めました。

今、これをブログを書くにあり、あらためてながめ、その頃の思いがよみがえって来ます。

たとえば、こんなことを…

1991年10月9日(水)J病院のW医師に、自分の「肝臓ノート」(そんな作っていたことなんか記憶にありません)をお見せし、症状を伝えたところ、W医師は

・C型肝炎治療としてはインターフェロンしかない。
・インターフェロンは、C型肝炎治療として保険適用されいないが、B型肝炎患者とみなして、保険適用で投与してあげよう。
・実費だと1本10万円!!!

と。読んでいて、当時の副作用、頭痛・発熱の感覚が一挙によみがえってきました。いや~、つらかった。

ふと、翌日の10月10日(木)に目をやると…

自分が逃げられない場所にいるとき、

人に頼れない場に出会えるとき、

考えなければ何も始まらないとき、

その瞬間こそ、その人が最高の贅沢な時間を味わえることになるのさ…
 


なんて書いている?どこからか書き写したのでしょうが、出典は不明です。

けれどもこれは、今まさに私が置かれている状況!
なんだか、答えを与えられたような不思議な感覚になっています。

そうか!今、私は最高の贅沢な時間を味わっているんだ!

「第2の肝臓」形成に成功

イキサツ話は後日にして、取り急ぎ、朗報があります。

マウス実験で「ミニ第2肝臓」皮下形成に成功していたのです。

肝細胞を培養したシートをマウスの皮下に移植し、「ミニ第2肝臓」として機能させることに、奈良県立医大・東京女子医大・京都大などの研究チームが成功させていたのです。

人間の体で実現できるようになると、

肝臓移植となる患者の方々…肝臓移植手術をうけることが困難な新生児や高齢者の方々を、救える道筋が与えられたことになります。


東京女子医大の岡野光夫教授らにより
これまでに、温度によって水となじみ易さが変わる樹脂を使った培養皿を開発されました。

それにより、人間の口腔粘膜の上皮細胞を培養してシートにし、目に移植して角膜の移植に成功し、臨床応用が始まっています。


さらに同医大の大橋一夫准教授らにより、

この技術でマウスの肝細胞シート(直径約2㎝)を作り、別のマウスの背中の皮下に移植したところ、血管など周囲の組織と繋がって定着し、さらにシートを最大4枚重ねて移植したところ、

立体的なミニ第肝臓が形成され、2枚重ねの場合で140日以上安定して機能することを成功させました。


そのようにして移植されたマウスの肝細胞において、

・アルブミン(血液の浸透圧を調節する酵素)
・グルコース(血糖)
を生産したり、

・解毒酵素(抗てんかん薬「フェノバルビタール」などを投与した場合に解毒酵素)
を生産したり、確認できました。

つまり「ミニ第2の肝臓」の肝機能が確認されたのです。

今後は、マウスより大きな個体へ、ウサギ、イヌ、ブタを経て、やがて人間への臨床応用を目指すことになります。

人間への臨床応用が成功すれば、肝細胞シートを背中や腹の皮下に移植して本来の肝臓の機能を補うことが出来るようになるわけです。

直接的に肝炎治療と結びつく話ではありませんが、肝臓病の「外堀」は、徐々に埋められていく様相を示しています。

肝炎患者のみなさま!ともどもに、楽観主義で生きることにしましょう♪♪
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「持続する志」はいつまでも
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