わが動的平衡とレジリエンスの思索日記

直腸がん、C型肝炎が完治し、これからが今までを決める、、という身の処し方を綴る
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さまざまな予後と健康寿命

1.先週、子宮頚がん手術から3ヶ月たった人と会ったが、ストレスから解き放たれ、元気な印象を受けた。血液データを見せてもらった。肝機能はいずれも10台、血小板は30近く、白血球は4000近く、ステージ1a、、ラッキーだった。抗ガン剤はやらずに済んだ。転移はないとの医者の見立て。

ただ、HPVは消えていないことを本人が自覚しているかどうかは不明。それでも免疫力を保てば、このまま再発はなく、うまく、5年寛解に至るのではないか、、そんな気がした。

「朝暮に青天に訴う 除病の由 今日之を聞く
喜悦何事か 之に過ぎん」(1298
)

2.一方、すい臓ガンの、63歳の女性Mさんは、術後1年6ヶ月がたったが、メールによると、腫瘍マーカーが400くらいあると。術後残ったすい臓がん内に、がん細胞は再燃している可能性は高い。倦怠感があり、排泄、下痢に悩まれているようだった。倦怠感は、長いC型肝炎の体験から、程度の差はあるにせよ、想像できる。たぶん、今月から抗ガン剤アブラキサンを始めている、だろう。副作用は侮れない。来年1月の仕事を、きっちりやり遂げてたいと言われていたが、、

2-1.Mさんとはお会いしてなく、メールだけだが、どう寄り添う言葉をおくったらよいか、、わたしのガン体験とは深刻度合いが違う、、今、思い浮かぶのは柱は二つだ。
①統計値、エビデンスではなく、個人のナラティブ、物語を軸にしよう。
②人生の砂時計で、最後の一粒を寿命ではなく、健康寿命として、そこから逆算する考え方を話そう。
③医学という科学を超えて、スピリチャルや宗教など、いま一度、何でもありで、見つめなおすことをすすめよう。

これからも、Mさんにひと月に1回はメールするつもりだから、そう決めた。

2-2.検索すると、
健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約13年の差があります。
男性は、平均寿命 80.21歳、健康寿命 71.19歳
その差 約9歳
女性は、平均寿命 86.61歳、健康寿命 74.21歳
その差 約13歳


Mさんは今年64歳なるので「健康寿命74歳まで、あと10年、サバイバルしましょう」と伝えた。

3.たまたま俳優、田村正和(1943.8.1生)の動画を見た。心臓の手術後で、一段と声が小さく、滑舌は悪く、痛々しい。
確実に健康寿命に近づいている感じがした。近いうちにオンエアされる眠狂四郎を最後に、、ご本人は引退を考えているのではないか、、

4.わたしの乾癬は、依然として、背中から臀部にかけて、発症している。背中の痒みは、あるが、すっかり乾癬を忘れている状態のときもある。引き続き軟膏をぬっていけば、ゆるやかに治癒していくのではないか、と楽観視している。


すい臓がんのMさんのこと

2月に近況のやりとりをした、すい臓がんのMさんの、その後の経過について、より強い抗がん剤を始めておられるのか、知りたくなって、メールを送ると、次の回答があった。

メールありがとう。私も連絡したいと思ってました。(以心伝心)実は、入院してます。でも、おかげさまで金曜日に退院します。

すい臓がんカフェで、強いアブラキサンの話を皆さんから聞いて、私も決心してすっぽり被るウィッグの用意までしたのょ。
リンパ節に転移の疑いありで、PETCTを強く勧めますとの診断だとまでが、前回のメールです。

決心して、用意して臨んだペットの診断結果⇒なんと、光っていたのは、肝臓に転移巣有り。先生が、開口一番手術するか? えっ(?_?)出来るんですか?と私。結果的に、3/29手術できたんですょ。

前日、説明を聞いたとき、すい臓がんの転移肝癌で、手術を選択する人はあまりいない。(先生も、心配だったのでしょう)大抵の場合他にもポツポツと転移があるのがふつうで、もし、開けてみて、他にもあったら、手術はしないからと言われてました。翌日の手術。転移は一個だったので、手術したよ、と、いわれました。

その後は、数日は、具合悪い日もありましたが、管も少なく、一日二日でとれ、月曜日の朝は、お腹がすき、食欲もあり、もう退院できると言われて、金曜日に帰ることにしました。

今日は、退院後のリハで、新橋まで外出し、帰りにカフェラテまで飲んできました。
こんな、うれしいことはありません。少なくとも、来年の3月まで決まっている仕事は無事果たせそうです。有りがたい。けさも、先生とこの先の治療をどうするか?考えようという話をしました。何もしないという手もあるが、今回のように、転移しやすいというのが、すい臓がんだからって。ちょっとは、休んでも、何らかの予防はしなければならないだろうとおもいます。

でも、いきなり、必要ないのに、強い抗がん剤も必要ないとおもいます。プロポリス思い出して、勤先生に聞いて見ようかな?と思ってました。毎日、日に日に力がみなぎってきますよ。不安を感じて、躊躇っていたものも無くなり、少し休んだらゆっくり仕事を再開します。


肝臓に転移していたとは、、ステージ4のど真ん中に、Mさんはおられる。けれど、文章は暗くはない。QOLの意識が高い。それが救いだ。これから先、どう立ち向かうか、エビデンスなんか無視して、グライダー飛行のように自然治癒力の気流をとらえ、滑空する、、そういう闘病も、、ありだろう。

とりいそぎ、肝がん手術をして5年が経ち、再発がないサニーサイドさんのことを伝え、肝臓の転移はもう大丈夫かも、希望がもてますよと書き、そしてプロポリスについては、松野哲也博士のブログを知らせ、飲んでみる価値は十分にあると伝えた。

シンプロポリスをすすめた。もう一つ、別のプロポリスも飲んだ。相性の問題だが、シンプロポリスの方が品質がよかった。

子宮頸がん予後はさらに

1.小学5年の長女が日曜から高熱を出し、インフルエンザB型とわかった。わたしが看病していて、今日で3日目、依然として38度だいの発熱で、闘いは続いている。学校に行きたいとつぶやいていた、「人生で、小学校のいまが一番楽しいときだと思う」と。

2.長女にスマホを与えることにした。有害情報を遮断できるファクタリング機能があるもので格安のものだ。そのスマホはアンドロイドだが、手にしてみると、けっこう気にいった。

そこで、これまでソフトバンクで、iPhone5cを利用していたが、もうiPhoneもソフトバンクもやめると決めた。
ズバリ、この国の大手三社は、スマホの高コストが甚だしいと、よーくわかったからだ。

もういい、、今までのような、アップル製品に固執する意識は、この際、うっちゃってしまおう。そう今朝決めて、自分のスマホも、格安のアンドロイドものを購入した。更新月は来年1月なので、ソフトバンクの中途解約のペナルティで1万3千円は支払うが、切り替えた方が、ペイするのだ。

3.子宮頸がんの友人の手術後の検査結果をlineで、やりとりして確認した。軽い手術だったと書いてきていたので、安易に考えていた。やはり、そんな甘くはなかったのだ。がんがさらに膣の奥にもあったようだ、その厳しさを痛感した。こう書かれてあった。

憶えてくれててありがとう!
昨日、手術の結果が出たんだけど、ホンモノの癌がありますって言われたよ。
癌がちょうど3ミリあってまだ膣の奥の方にもある可能性があるんだって。

だから一ヶ月以内に更に深く削る円錐手術か、もしくは三ヶ月後くらいまでに子宮摘出手術をするか先生達が来週までに検討することになった。ただ他に転移してないのかどうかまだ確認してないんじゃないかと思うんだけど、昨日は聞き忘れちゃった。

子宮摘出と言っても卵巣は残すからホルモンバランスが崩れて術後の不調はあまりないだろうという先生の話だったけど、あるべき臓器を摘出して何も起こらない訳がないだろうから、そのあたりの決断に悩む。。。


冷静で、決断力のある女性だが、さすがに奥にもとなると、医者の見立てには、動揺したことだろう。

さてこの事態に、友人として、どう対話しようか、とあれこれ思い、考えている。
ふと、この女性が小学校時代に、男の児童から「おまえは大人になったら水商売していると思う」と言われ、、絶対になるものかと決めた、、という話をしてくれた、そのことを思い出した。そういう「生命の傾向性」をその男の子は感じて言ったのだろうか、、なんとなくわかるのだ。最初の頃の印象は、水商売をするというより、遠い昔の花柳界にいそうな風情を感じていたからだ。あたらずとも遠からずだなと、その話を聞いていて、記憶に残っているのだろう。あっ、そういえば夜の銀座を歩いていて、人間違いされたとも言っていたな、、

さて、どうしよう。女性のがんは想像が難しい。ただ究極的に、その病全体を「業による病い」と見定めないと、反転攻勢の軌道にのらない気がするのだ。月並みだが因果はめぐると、こころの中のナラティブとして読み取らないと先の展開がみえてこない。7年の前のわが直腸がんは、わが業病そのもだったなと感じ切ったから、そう思う次第。

さて伝わるか、、そして彼岸に委ねるのではなく此岸で業と向き合わないと、スパイラルはおさまらないだろう。

すい臓がんカフェという量子論的集合知

1.飼い犬、コーギー犬のモモは今日、満15歳になった。ひとまず元気だ。
最近、次女が餌やりに熱心になっていて、モモの排泄のリズムが狂い出し、家の中で脱糞するようになった。まずい、ひとまず餌箱を隠すことにした。

2.昨日、すい臓がん予後のMさんから次のメールが届いた。

私は、2/13に受けたCT で、嫌な兆候があり、3/1に PETCTを受診することになりました。明後日2'26には、初めて「すい臓がんカフェ」にも行ってみることになりました。

70名も参加するそうで、重力波治療を受けた人の体験談も聴けるそうです。わたしは、何でも無いときは本当に元気モリモリなんだけどな。昨日は、13回目の抗癌剤の点滴のひでした。

T病院にも、抗癌剤を専門に診る、臨床腫瘍科というのがあり、今は、外科の先生にみてもらってるけど、腫瘍マーカーの上昇が心配なのと、今後の治療方針や生き方などを含めて相談にのってもらえる専門の所に移ろうと思っています。

今より強い薬に代えてみるか?と外科の先生にいわれながら、実はなかなか踏ん切りがつきません。
看護師さんに聞いたら、髪の毛は、全部抜けるらしい。吐きけとかは、あまりないけどって。

昨日、娘に、リンパ節に転移の疑いあり、って言われて、petを受けることになったと言ったら、私以上にショックを受けてしまったようでした。今まで、なんともなかったのにって。

今年から、来年早々にかけて、ある手続の更新の年なので、なんとか、それはやりきりたいと願っています。
転移したら、もう、逃れられないのか?次の治療は、どんなものが、あるのか?明後日は、色々お話を聞いてみたいと思います。なんとか40人のうちの8人に入りたかったな。

1月の末に、一緒に手術受けた同室の人から電話もらったら、肝臓に転移があり、今は、抗癌剤も副作用で、ストップしていると言ってました。私は、どこがお悪いのですか?と言われる位元気だったのにな。でも、最後まで諦めないで頑張ります。


3.その「すい臓がんカフェ」は、すい臓がんサバイバーの木下さんが主催する患者会だ。木下さんにお会いしたことはない。が、良心的で、インテリジェンスも高いに違いないと感じていた。木下さんの患者として感性は抜きん出て、高いからだ。

4.Mさんに対して、わたしの直腸がんやC型肝炎ごとき体験で、軽々に、何かを語ることはできない。切実さのレベルが違う。なので、真っ先に木下さんの患者会の存在を知らせ、強くすすめた。生き残るためには、最新情報の収集が必須になる。また、いろいろな症例を、具体的に同病者の語らいを通じて、感じ取ることがサバイバーの資質ではないかと思う。

ちなみに、すい臓がんは木下さんのブログ、肺がんは長谷川一男さんのサイトが、、双璧だと見切る。スタンスは、よく似ておられる。

5.カフェから戻られたMさんのメールは、こうだった。

すい臓がんカフェに参加してきましたょ。行って良かった。本当に。皆さん切実な思いを抱きながら、日々戦っていました。何も手を打たなかったら、座して死を待つのみになってしまいます。ドクターと話し合って、治療方針を決めていました。

私が聞きたかった抗がん剤の話もその治療をやってる人が多く、副作用の事など、しっかり聞く事が出来ました。
意外に若い人も多く驚きでした。傷病手当金をもらって、治療に専念してる人や遠く広島から来た親子などいました。

最初の講演では、56歳で手術不能と言われて、リビングニーズ特約で保険もらった人で、重粒子線照射高度先新医療をされた話、、中略、、

私も、アブラキサン➕ゲムシタビンで頑張ろうと決心しました。脱毛は、100%だそうなので、医療用ウィッグを準備します。

重粒子線は、300万位かかるらしい。最後の手段にとっておきます。皆さんと再会を誓って別れました。ブログでも追いかけてみます。
では、また。ありがとう。


6.そのカフェには、不安を払拭させ、決断をうむ何がしかの力がある、とみる。それをわたしは勝手に「量子論的集合知」と名づけている。量子場の力だ。

7.脈絡はないが、、哲学者ベルグソンはこう言った、

ある事物を絶対的に認識するとは、その事物の中に身を置くように努めて、内からそれを認識することだ。
絶対的な知識、つまり内部から端的な知識を得るには、中核に達する知覚によって主人公自身をその個人的で、独自的なものにおいて捉え、一瞬の間、主人公と一つになることが必要であろう。

すると、源泉からあふれ出るように主人公の言動、挙措が自然に流れ出てくるように思われることだろう。その生物体の創造的な観念を内側から知覚している。

つまり、あるものを絶対的に認識するとは、それ自体において内部から単一なものとして認識することであり、相対的に認識するとは、外部から他のものとの関連において、複合されたものとして認識することだ。


以上のベルグソンの言葉はプロティノスの言葉かと見紛うほど、表現の機微は似ている。上記の「主人公」をがん細胞と読み替えていい、、そうわたしは思っている。

がんこそは、その中に身を置くように、努めて内部から認識することだ。それにより、がんは変容し、退縮する、だろう。

クロストリジウム ディフィシル誘発性大腸炎

1.入院中の母は病いは、敗血症ではなかった。クロストリジウム・ディフィシル誘発性大腸炎(抗生物質関連大腸炎や偽膜性大腸炎とも呼ばれる)とわかった。通称CDという。

2.これは、大腸の炎症で、下痢を生じる。この炎症は普通とは違う細菌の増殖によって引き起こされ、通常は抗生物質の使用が原因。この大腸炎は普通は抗生物質を服用することで起こる。典型的な症状は、便が少し軟らかくなる程度から、血性の下痢や腹痛、発熱にまでわたる。母の場合、夕方になると39度までになっていた。

3.主治医のN先生は、原因を一つ一つ消去法でやり、残った3つの中の一つだったと。N先生はクロストリジウム・ディフィシル誘発性大腸炎の症状ではないかと、あたりをつけ検査し、大腸を調べ、ドンピシャだった。連休だったので、時間がかかり、申し訳けなかったと言われた。

4.軽度のクロストリジウム・ディフィシル誘発性大腸炎を生じている人の大半は、原因となっている抗生物質の服用を中止すれば治癒するらしいが、そんな抗生物質を、じきに95歳になる母は飲んでなかった。

5.さらに、その症状は通常抗生物質の投与開始後5~10日で起こる。母の場合、抗生物質は飲んでなかったものの三が日にタミフルを一錠、飲んでいた。残っていたので姉が飲ませたのだが、引きがねになったのかもしれない。素人判断は危険だ。

6.症状は細菌が起こす炎症の程度によって異なり、便が少し軟らかくなる程度から、血性の下痢や腹痛、発熱にまでわたる。最も重症な例では、脱水、血圧低下、中毒性巨大結腸(炎症性腸疾患(IBD): 合併症を参照)、大腸穿孔などの生命にかかわる症状が起こるようだ。母の場合は、重症化の一歩前かもしれない。

7.治療法は、、より重症のクロストリジウム・ディフィシル誘発性大腸炎の症例の大半については、抗生物質のメトロニダゾールがクロストリジウム・ディフィシルに有効で、母は、12日あたりから、その薬の点滝注射に切り替えた。

8.ほかの薬には、バンコマイシンは最も重症なケースや薬に耐性がある場合のため、投与はしないと言われた。また、バシトラシンや、体によい酵母菌、サッカロマイセス・ブラウディが必要となる人もいるようだ。

9.この病気の患者の最大20%は再発し、抗生物質による治療が繰り返されると、N先生は強調した。

ともあれ、姉とわたしは、N先生の話から、原因がわかり、いたく安心した。N先生は「今後も、緊急で入院したときは、わたしが診ます」と言われた。そこで、「これから、母の終焉まで、お願いします」と私は言った。母にも、そう言ったよと伝えた。できれば、、次の、4つ目の元号の年をクリアし、100歳までは、生きていて欲しい。

いま、夕方の体温は、37.5度にまで下がっている、

N先生は、7年前、わたしが直腸がんでお世話になった主治医になった古嶋先生・大塚先生のもとで、外科におられたようだ。ただ眼を患い、内科医にかわったと言われた。先生がた三人とも、良い医師だと思う。ここは、いい縁があるかもしれない。

急性膵炎のこと

健康・闘病本をなんだかんだ読んできた中で、江古田に住んでいて、96歳で亡くなる直前まで、健康を保って生きておられた、三石巌博士を、わたしは一番リスペクトしている。とりわけ、横尾忠則さんとの対談で、ゆで卵を1日5個は食べなさい、は秀逸な栄養指導だった。
その先生の分子栄養学に基づく「メグビーメールマガジン  1月号 Vol.82」をそのまま、転載したい。膵炎は侮れないからだ。

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新年明けましておめでとうございます。
いよいよ2017年が幕を明けました。皆さまにとっても充実した1年になりますことを願っております。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
私は雪国でのスタートとなりましたが、皆さまはいかがお過ごしですか?年末から忘年会などイベントが続き、これからまだ新年会などの予定もあり、少し身体に負担を抱えておられる方も多いのではないでしょうか?今月号は、そんな方に膵臓のケアを取り上げてみました。ぜひ、ご覧ください。
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[INDEX]
●NEWS 増えている急性膵炎

●特集 我慢強い膵臓を労わろう!その働きとケア対策

●コラム 酒に強いとは?

●お知らせ インフォメーション掲載のご案内

●編集部より 「食べ過ぎ、飲みすぎ」時の対処法

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●NEWS
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増えている急性膵炎

年末年始のイベントでの飲食の機会が増えるこの時期、肝臓と同様に悲鳴をあげているのが “膵臓”です。特に目立つのがアルコールの過剰による急性膵炎で、30~50代の働き盛りの男性に多く発症しています。これは、短期間にアルコールの量が増えることだけでなく、日常的なアルコールの摂取習慣(常習的蓄積、慢性的な炎症)があることが発症リスクとなるようです。

膵臓は、食べ物を消化するための消化酵素を作る臓器ですが、その消化酵素によって自らが消化されないために消化酵素を非活性の状態で消化管に届けています。しかし、アルコールの過剰や食べ過ぎなどにより膵臓に負担が掛ると、消化酵素が膵臓内で活性化し膵臓自体が消化されて炎症を起こしてしまうのが膵炎の病態です。日常的にアルコールの摂取習慣がある方や高カロリー傾向の方で、この時期イベントを抱えている方は特に要注意です。一度発症すると、完治も難しい病態ですので、十分に気を付けて、膵臓を労わってあげましょう。

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●特集
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我慢強い膵臓を労わろう!その働きとケア対策

臓器の中でも、あまり目立たない、話題にあがりにくい膵臓ですが、体内ではとても重要な2つの働きをしています。

(内分泌機能)炭水化物・脂質・タンパク質の分解に関与する消化酵素 (アミラーゼ・リパーゼ・トリプシンなど)を含む膵液の分泌
(外分泌機能)
血糖値の調節に関わるインスリンやグルカゴンなどのホルモンの分泌

肝臓と同じく、機能の大半以上のダメージを負って初めて症状が現れることから、沈黙の臓器といわれ、病気が発見しにくい特徴があります。しかし、再生能力の高い肝臓に比べ、一度ダメージを受けると再生が難しいことが膵臓疾患の大きなリスクです。正常な機能は、炎症を繰り返すことにより、だんだんと低下(線維化)していきます。

機能が失われるということは、生命の維持が困難になることも意味します。もちろん、消化剤やホルモン剤による薬でのコントロールの方法もありますが、本来の機能のように柔軟な生体反応のフィードバック制御は困難になります。今頑張って働いている膵臓のためにも、十分にケアしていくことが大切です。

[対策]
(膵臓を強化しよう!)
膵臓は、自らが作り出す消化酵素によって自己消化しないために、消化酵素を非活性の状態でつくります。また消化酵素を失活させるタンパク質(トリプシンインヒビター)が存在することや、膵液の通り道である膵管の壁がグリコサミノグリカン(多糖体)の粘液で覆われ保護されていることも、自己防衛の手段となっています。自己消化により炎症が生じるということは、これらの自己防衛機能が低下することが考えられます。

●組織の強化・正常化
膵臓はタンパク質で構成されていますので、良質タンパク(必須アミノ酸の供給)は外せません。また、同時にフィードバックビタミン(B群、C)、ミネラル(マグネシウム、亜鉛、ヨード)も必要になります。膵管壁のグリコサミノグリカンの合成には、良質タンパクとビタミンAが欠かせません。

●活性酸素対策
活性酸素は、炎症を拡大するだけでなく、トリプシンインヒビターを分解するリスクもあります。活性酸素の除去には、ビタミンC、ビタミンE、植物ポリフェノールなどの抗酸化成分の他に、体内で合成されるSOD(活性酸素除去酵素)の材料である亜鉛などが有効とされています。

(ダメージ要因を取り除こう!)
●アルコールはほどほどに適正な飲酒(日本酒なら1合以下、ビールなら中ビン1本以下、焼酎なら200mLのコップ半分以下)を心がけ、飲みすぎた場合には、休肝日を設けることが大切です。膵炎患者は、断酒が必須になります。

●高カロリー・高脂肪食(暴飲暴食)は避ける消化酵素の消耗に影響する他、胆石の発症にも起因します。高タンパク、高ビタミン食が適切です。

●肥満防止
過度な体脂肪は、膵臓への脂肪蓄積にも繋がり機能低下をもたらす他、アディポサイトカインの異常分泌や糖尿病などのリスクにも影響します。肥満の予防には、適度な運動習慣も大切です。

●胆石予防
高カロリー・高脂肪食や肥満に注意することは、胆石を予防するためにも大切です。またコレステロールの代謝に関わるタウリン(メチオニン・システイン)やレシチンなどの栄養素に不足が生じないように整えることも必要です。

●ストレス軽減
ストレスは、酸化ストレス(活性酸素の発生)や自律神経の乱れなどに影響し、身体の機能を大幅に低下させます。ストレスとうまく付き合う他、体内でのストレス応答に向けて、良質タンパク、ビタミンC、ビタミンE、植物ポリフェノールなどの栄養素の補完も大切です。

膵臓は、傷害を受けると回復ができないことから、一度膵炎を起こし治療をして痛みが治まっても、それは改善(元の状態に戻った)ではなく、症状が治まっただけなのです。これを繰り返してしまうと、確実に機能が失われる割合が増え、最終的には非代償期を迎えてしまいます。

まずは、膵臓が正常に機能するために必要な条件を整え、機能低下を生じてしまった場合は、これ以上悪化させないための対策に取り組むことが大切です。ぜひ、沈黙を貫く膵臓に一度目を向けてみてください。

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●コラム
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三石巌の書籍で、現在絶版のため読むことができない物の中から、その内容を少しずつですが皆様にご紹介させていただきます。

酒に強いとは?

酒に弱いといって肩身のせまい思いをする人がいる。だが、心配することはない。たいていの場合、酒に強くなることなど容易である。酒に強いとは、アルコールを解毒する機能の高いことであって、これは訓練によって可能になるからだ。

体内にはいったアルコールは、アセトアルデヒド→アセチルと姿を変え、最後には二酸化炭素になる。薬物代謝とよばれるこの作業は、ご存じ肝臓でおこなわれる。酒が常習になると、アセチルにいたるまでの代謝の時間が短縮する。

酔いの主犯はアセトアルデヒドだから、これがさっさとアセチルに変われば、酔いはこない。これがすなわち、酒に強い人の場合である。

アルコールはアセチルになるとき、ニコチン酸とビタミンB2とを強要する。両者はひっぱりだこの物質だが、酒飲みの肝臓では、これが優先的にアルコールの薬物代謝に使われる。

ニコチン酸やビタミンB2を要求するもろもろの代謝を犠牲にしたとき、酒に強い人間ができあがる。酒に強くなるころ、皮下脂肪は肝臓に移行して、脂肪肝をつくりはじめる。

脂肪肝は肝硬変に発展するから、酒に強いのと弱いのと二種のものが用意されている。

日本人は強い方の酵素のもちあわせが少ないために、よその国の人と比べて酒に弱いのである。

〔三石巌全業績-11 健康ものしり事典(絶版)P143より抜粋〕

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●お知らせ
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◎インフォメーション掲載中
 2016/12/25
 分子栄養学講座上級編にコンテンツ
  「複雑な発ガンのメカニズム」を追加いたしました。
 マイページよりログインいただき、ご覧下さい。
URL:https://www.megv.co.jp/login/web.php?p=kouza4&tpl=kouza4_new

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●編集部より
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「食べ過ぎ、飲み過ぎ」時の対処法

暴飲暴食はいけない、各臓器に負担が掛る、病気のリスクが上がる、、、分かってはいても時にはそんな状況が避けられない時があります。このようなケースの対処法についてご紹介します。

■代謝の遂行
問題の1つに、カロリー、糖質、脂質、タンパク質などの過多による、物質代謝の滞りがあげられます。代謝をスムーズに進めるためには、補酵素(共同因子)であるビタミンB群、ビタミンC、ミネラルなどが欠かせません。中でも、三大栄養素の代謝に関与するビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6の強化摂取は必要不可欠です。

■解毒の強化
アルコールの代謝の際には、アセトアルデヒドという有害物質が生じます。これを無毒化してくれるのが肝臓です。アセトアルデヒドは、2種類の酵素(アルデヒド脱水素酵素とチトクロームP450)によって無毒の酢酸に代謝され、さらに水と二酸化炭素に分解されて体外に排出されます。この代謝の共同因子はビタミンB群やビタミンCですが、特にビタ
ミンB1、B2、ナイアシン(ニコチン酸)が多く消耗されますので強化摂取がお勧めです。

また、低タンパクだと酵素自体の生産量が少なり、さらにそれぞれ亜鉛や鉄を保持する酵素であることから、日常的に良質タンパク、亜鉛、鉄の不足には注意しましょう。解毒機能を高めることは、アンモニアや添加物などの分解にも役立ちます。

■活性酸素の除去
各種代謝の際には活性酸素が発生しますが、特に解毒では多くの活性酸素を伴います。ビタミンCや植物ポリフェノールなどの抗酸化成分を強化しましょう。

暴飲暴食後の急性時には、ビタミンB群、ビタミンC、植物ポリフェノールを摂取することで対処できます。もちろん栄養を摂っていれば100%身体に負担にならないということではありませんが、そのリスクを最小限に抑えることには役立てます。

これからお正月料理や新年会が続く方、また日常的に食べ過ぎ飲み過ぎてしまう方などぜひ実践してみてください。
(お勧めの製品:メグビーミックス、メグビーB、メグビーS)

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福岡伸一と咀嚼30回の長老

1.点と点をつなぐ、、スティーブ・ジョブズがスタンフォードの卒業講演での言葉だ。忘れていても、よみがえって来る言葉は、人生の本質に触れている、と見る。触媒、編集としての自我。

2.今朝も、そういう言葉に遭遇したかもしれない。
歴史家クリストファー・クラーク「夢遊病者たち」(みすず書店)の特色として、「なぜWhy」よりも「いかにHow」という問いかけを重視すると。その本の副題も、「第一次世界大戦はいかにして始まったか?」とある。

3.直腸がん、乾癬、C型肝炎を発症したとき、いつも、最初の問いかけは、「なぜ、、自分が、、」だった。まだ言葉遊びで、微妙だが、「存在より生成が大切」ということかもしれない。拙速でもかまわない。

精神科医の中井久夫さんは言う。
「観念は生き物であたって、鮮度を失わずに俎板の上にのせることには、ある職人的熟練を要する」と。

4.12月29日の朝日新聞の「福岡伸一の動的平衡」のコラムは、「他の生物を消化するとは」というテーマだった。消化の意味をとらえ直し、以下のように、提示されている。分かりやすい。

食べ物は、動物性でも植物性でも、そもそもは他の生物の一部。そこには元の持ち主の遺伝子情報がしっかり書き込まれている。

遺伝子情報はタンパク質のアミノ酸配列として表現される。アミノ酸はアルファベット、タンパク質は文章にあたる。他人の文章がいきなり私の身体に入ってくると、情報が衝突し、干渉を起こす。これがアレルギー反応や拒絶反応。

それゆえ、元の持ち主の文章をいったんバラバラのアルファベットに分解し、意味を消すことが必要となる。その上でアルファベットを紡ぎ直して自分の身体の文章を再構築する。これが生きているということ。

つまり、消化の本質は情報の解体にある。


5.その解体は、口のなか、咀嚼から始まっている。

6.墨田区に、113歳の後藤はつのさんという女性が、おられる。「ぼけ防止」のために73歳から油絵をはじめられた。畳一畳の大きさ、100号の作品がほとんど、テーマは「子どものころの思い出」、、健康寿命を更新しておられる。

後藤さんの長寿の秘訣は食事。胃や腸がきちんと消化の働きをするように、最初の一口は30回噛む。幼少期に受けた祖父の教えを、100歳から実践している。
食生活は、「朝食は茶わん1杯のおかゆに納豆、温野菜。焼き魚やハンバーグを食べる日もある。昼食と夕食は軽め、カステラやバナナもよく口にする」という。

7.腸内フローラは、口内にも、ある。いずれも善玉と悪玉の割合が8:2?とか、9:1とかがいいらしい。他の生物を解体する上で、何回も良く噛むこと、咀嚼の頻度は重要だと、あらためて、気付かされた。

105歳の安藤久蔵さんの歯は、前歯など抜けおちていたが、歯の治療はしない方針、と聞いた。その分、腸内フローラがいいのだろう、、

鳥みき忘年会でも、歯のことが話題になっていた。身体が縮みだす前哨戦として、歯のトラブルが起きるのかもしれない。

わたしの歯も、だいぶダメージがあるが、これからも、年に2回は診てもらい、歯のケアをしていきたい。

次女が吐いて、

1.いつものように8:55に保育園に到着し、一通りの準備をして、保育士にお願いした。恒例となった次女とハイタッチしたあと、すぐ笑顔でリオ君がタッチを求めて来た。このところ、いつも次女のお友だちがタッチを求めてくる。いつでも希望に応じよう。みんなの記憶にのこれば、幸甚。

2.ところが11時、家内から連絡があった。次女が吐いたのだ。ノロかロタか、ウィルス感染の症状、二度勢いよく吐いたようで、仕方ない、午後の予定をキャンセルして、11:45に、迎えに行った。次女は職員室で寝ていた。服は、保育園のものを着ていた。発熱、38度近くありそうだ。空気感染するし、大人がうつると相当キツイからと、マスクをもらった。が、PM2.5ならマスクをするが、このような場合、わたしはマスクの有効性を疑っている。なので、すぐにはずした。

3.家に着くと、気のせいかな?わたしも胃がやや痛みだした。ウィルスが体内に入った感じがした。さあ、ここからは、腸内フローラとの攻防になるな、、

4.昼、次女がゆで卵を食べたい、というので、食べさせると、、やはり、吐いてしまい、あらたなパジャマに着替えさせ、寝かせる。下痢はしていない。しばらく、空腹はガマンさせるしかない。17時前に家内が帰宅し、一安心。

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2006年11月2日から
「持続する志」はいつまでも
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